【燕さくらマラソン】岸本大紀選手と一緒に桜並木のリバーサイドコースを1870人のランナーが快走

第35回燕さくらマラソン大会

第35回燕さくらマラソン大会(燕さくらマラソン大会実行委員会、燕市、(一財)燕市スポーツ協会主催)が4月6日、「日本さくら名所100選」の信濃川、大河津分水路のリバーサイドコースで開催された。燕市出身で箱根駅伝2年連続区間賞を獲得など活躍、燕市スポーツ大使の岸本大紀選手をゲストランナーに迎え、日本全国から1870人がエントリーしたランナーが快晴のリバーサイドコースを快走した。

(投稿/2024年4月6日)

大会はこれまで4月の第3週土曜日に開催してきたが年々開花が早まる桜の状況を考慮して今年は4月6日に前倒しで開催した。コースは大河津分水さくら公園(燕市五千石)を発着点とするリバーサイドコースに、ハーフマラソン(日本陸上競技連盟公認コース)、10km、3km、2km、ウォーキング5kmの5種目を設定。定員を200人増やしたハーフマラソンには過去最多の987人の申込みがあり、合計1,870人がエントリーした。

満開時には堤防沿いの約1500本の桜が咲き誇る桜並木だが、今年はソメイヨシノはまだつぼみで開花には少し早かったが、午前10時の気温は14.9度(アメダス三条)、快晴のベストコンディション。
燕市出身で青山学院大学時代の箱根駅伝で2年連続の区間賞を獲得、2回の総合優勝に貢献した岸本大紀(きしもとひろのり)選手(23)=GMOインターネットグループ=がゲストランナーとして10kmを参加者と一緒に走った。
会場アナウンスで「岸本選手が公園内に入ってきました」とアナウンスされると会場内からは「早っ!」と驚きの声。岸本選手がフィニッシュすると、記念写真を撮ろうとする参加者や応援者が周りを取り囲み、岸本選手は笑顔で応じていた。

岸本選手へのインタビューコーナーで燕市陸上競技協会の藤井博史さんが、大会を走っていかがでしたか?と尋ねると、岸本選手は「天気も良くて、いろんな方に応援していただいて、コースも本当にフラットで気持ち良く走ることができました」。今年の目標は?には「今年も引き続きマラソンを走りたい。春は日本選手権でトラックの5000mをメインに頑張っていく。冬は駅伝で優勝を目指す」。来年もゲストランナーに来てくれますか?の質問には「はい、ぜひ来させていただきます。」と来年も参加してくれることを約束した。

ハーフマラソン優勝は奥山智広さん

ハーフマラソン(男子高校生~39歳)の優勝は山形県新庄市から初めて参加した奥山智広さん(25)。最低限、大会記録(1:07:38)を切りたいと大会に臨んだ。「今日は風もなく、ベストコンディションで走れた」(奥山さん)と1:06:10のタイム。大学時代の自己ベスト(1:04:32)には届かなかったが、社会人ベストを記録。コースについては「平坦で、前半は本当に楽に走れた。終盤のアップダウンは勢いをつけて下れるところがあり修正できた。走りやすいコースでいい大会」と話した。

部門別優勝者は以下のとおり。

燕さくらマラソン部門別優勝者
種目 部門 優勝者(敬称略) 都市名 タイム
ハーフマラソン 男子 高校生~39歳 奥山智広 山形県 1:06:10
男子 40歳〜49歳 河野孝志 埼玉県 1:12:15
男子 50歳〜59歳 若本大輔 神奈川県 1:19:40
男子 60歳以上 鶴巻勝弘 田上町 1:29:55
女子 高校生~39歳 渥美莉沙子 新潟市 1:24:30
女子 40歳〜49歳 鈴木理佳 新潟市 1:30:11
女子 50歳〜59歳 鹿野恵利子 長野県 1:32:29
女子 60歳以上 五十嵐のぶ代 1:51:03
10km 男子 高校生~39歳 熊倉貴広 34:35
男子 40歳〜49歳 宮本伸寛 新潟市 35:22
男子 50歳〜59歳 徳武学 上越市 35:24
男子 60歳以上 岩崎和広 佐渡市 38:15
女子 高校生~39歳 石倉心結 新潟市 40:44
女子 40歳〜49歳 西方愛恵 長岡市 41:16
女子 50歳〜59歳 齋藤真理子 福島県 45:12
女子 60歳以上 須藤吉仕子 長野県 49:17
3km 男子中学生 鈴木改汰 上越市 09:35
女子中学生 日下琉楓 福島県 11:02
男子 小学5・6年生 星野琉夏 新潟市 11:12
女子 小学5・6年生 鈴木風香 福島県 11:35
2km 男子 小学3・4年生 渡辺瑛斗 新潟市 07:32
女子 小学3・4年生 佐藤葵依 十日町市 08:04

燕さくらマラソンの様子

2024年4月6日(燕さくらマラソンコース)

記念撮影

表彰式

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