【陸上】三条第一中男子が“日本新記録”で優勝

第9回三条リレーマラソン

ハーフマラソンの日本記録にチームで挑戦するリレーマラソン大会が三条市で開催され、「三条第一中男子」チームが“日本新記録”で優勝した。

三条市陸上競技協会主催の第9回三条リレーマラソンが2023年7月22日、三条・燕総合グラウンド陸上競技場で開催され、小学生の陸上クラブチームや一般ランナーなどで作る16チーム、132人がバトンをつなぎ記録に挑戦した。

大会は会場の三条・燕総合グラウンド陸上競技場がラバー仕様の全天候型となったのを記念して、市民ランナーにも走ってもらおうと2015年にはじまった。当初はフルマラソン(42.195km)をチームで走り世界記録に挑戦していたが、酷暑のために第4回からハーフマラソンに変更、第5回からは日本記録に挑戦することにした。ハーフマラソンの日本記録は小椋裕介選手が2020年2月2日に記録した1時間00分00秒。1チーム4〜10人の編成で、1時間00分00秒以内に21.0975kmを走りきれば挑戦は成功となる。

暑さを避けるために午後5時のスタートとしたがそれでも気温は29.0度(アメダス)。チーム内で何回でも選手交代がOKでほとんどのチームが1周400メートルでランナーが交代。「はい、がんば!」などと声を掛け合ってバトンをリレー。トラックの周りからは「パパ〜、頑張れ〜!」と声援も。

「三条第一中男子」は10人でチームを作り出場。3周目にトップに立つと残り30周で2位以下に1周以上の差をつけ、1周400mのトラックを70秒前後のペースでラップを重ね、21097.5mを走破。時間換算で59分50秒の日本新記録を達成した。

2位の「三条市陸協」は全員が新潟県駅伝出場の男女4人でエントリー。必死に三条第一中男子を追いかけるが4人対10人でわずかに届かなかった。

三条第一中男子の岩澤春樹さんは日本新記録達成について「満足です」、「みんなでカバーしていい走りができた」と取材に答えてくれた。

大会成績

第9回三条リレーマラソン大会成績
優勝 三条第一中男子
準優勝 三条市陸協
3位 白根ジョギングとSPランナー

第9回三条リレーマラソンの結果
大会成績一覧のダウンロード↓

三条リレーマラソンの様子

2023年7月22日(三条・燕総合グラウンド陸上競技場)


表彰式

記念撮影

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