【陸上】100m・200mで2年連続の優勝 秋澤理沙選手(燕吉田中3年)

第53回新潟県中学校総合体育大会 陸上

県央地区からは安達駿選手(三条栄中3年)、斎藤月輝選手(燕吉田中3年)、堤海遥選手(燕北中1年)が優勝

新潟県中学校総体陸上が2022年7月16日・17日に開催され、昨年、2年生ながら「全中」(全国中学校体育大会)陸上競技大会女子200mで優勝した秋澤理沙選手が100m、200mの2種目で2年連続の優勝をした。県央地区からは、安達駿選手が1500m、3000mの2種目で、斎藤月輝選手が砲丸投で、堤海遥選手が1500mで優勝した。


第53回新潟県中学校総合体育大会第70回新潟県中学校陸上競技大会(新潟県中学校体育連盟、(一財)新潟陸上競技協会主催)が2022年7月16日・17日に柏崎市陸上競技場で開催され、上・中・下越・新潟地区の予選を勝ち抜いた970人が新潟県No.1を目指して30種目で競技した。

開会式で五十嵐守男県中体連副会長は「さあ、県大会の本番です。」と呼びかけ、「ここに敵は一人もいない。力や技や心を磨いてきた素晴らしい仲間たちだけがここにいる」「存分に走って、投げて、跳んで、バトンを繋いでください」と挨拶をした。柏崎市立第二中学校の新部雄大(にべたけひろ)選手は「この大会に参加できる喜びを胸に、大会に関わるすべての人々に感謝し、日頃から鍛えてきた心・技・体を仲間と共に乗り越えてきた練習の成果を十分に発揮し最後まで諦めずに競技することを誓います」と選手宣誓をした。

1日目は、晴れ、気温30度、湿度58%、西北西の風2.2m(午前11時)のグラウンドコンディションの中で男女17種目、2日目は晴れ、同30度、同59%、西北西の風2.2m(午前11時)の中で男女13種目が行われた。

秋澤理沙選手(燕・吉田中3年)は女子100m予選で11秒89の大会新記録を出すと準決勝で11秒99、決勝を11秒92(追風参考(W))で走り優勝した。女子200mは予選で24秒24(W)、準決勝25秒03(W)と風の影響を受けるが決勝で24秒38の北信越・新潟県中学校記録で連覇を決めた。
秋澤選手は大会後のF-SPOの取材に100m、200mともに「予選から(記録を)狙っていきました」、200m準決勝は「コーナー抜けたところから軽めに、流す感じで」と余裕もあり、今年の目標としていた「全中連覇」と100m、200mでの「中学記録更新」については「出します!!頑張ります!」と全中に照準を合わせている。

男子1500mの安達駿選手(三条・栄中3年)は予選で4分06秒19で全中参加標準記録(ZR)を突破し、決勝で4分13秒65で優勝した。第68回全日本中学校通信陸上新潟大会(7月1日~2日)でZRを突破していた3000m決勝はスタートからトップを走り続け8分59秒28でゴールした。

男子砲丸投の斎藤月輝選手(燕・吉田中3年)は2回目の試技で11m75でトップに立つと4回目で11m78と更新したが、5回目の試技で齋藤優也選手(加茂・加茂中3年)が11m83を投げ逆転。最終試技で斎藤月輝選手が12m04を投げ再逆転し優勝を決めた。齋藤優也選手は準優勝。

堤海遥選手(燕・燕北中1年)は女子1500mで終始2・3年生選手の前を走りトップを譲らず4分48秒62でゴールした。前日に行われた女子800mでも1位の石川桃子選手(新潟・巻潟東中3年)とは0秒83差の2分18秒77で準優勝だった。
第53回新潟県中学校総合体育大会陸上結果
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45人の選手が全国大会出場

17日に行われた閉会式では最終種目の女子4×100mリレーで優勝した南魚沼・六日町中、男子4×100mリレー優勝の新潟・鳥屋野中と男女優秀競技者賞として男子200m、400mで優勝した佐藤克樹選手(六日町中3年)、女子1000m、200mで優勝した秋澤理沙選手を表彰した。
この大会及び通信陸上新潟大会で全中参加標準記録を突破した45人の選手が8月18〜21日に福島県福島市で開催される令和4年度全国中学校体育大会陸上競技大会への切符を手にした。


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