【講演】「オリンピアンから学ぶJr.期のスポーツの取り組み方・支え方」参加者募集

東京2020オリンピックに出場したカヌースプリント日本代表の當銘孝仁選手とカヌースラロームの元U23日本代表の佐伯雄太郎選手をパネリストに迎え、トップアスリートがどんな小中学生期を過ごしてきたのか?、指導者や保護者がジュニア期の子ども達にどう接するべきか?をディスカッションするイベントが開催される。zoomでの参加もでき、参加者を募集している。

三条市スポーツ少年団(米山俊司本部長)では、講演会「オリンピアンから学ぶJr.期のスポーツの取り組み方・支え方」を2021年11月7日、午前10時〜正午に三条市役所栄庁舎で開催する。同少年団では、最近のスポーツ界では小さい頃から単一競技を専門的に行う傾向があり、専門競技特性のみが育ち総合的な運動能力が養われないという問題が起きていて、運動能力を高め、様々なスポーツに適応する為には多様な運動経験が必要だとする。

日本陸上競技連盟では

「国内外の競技会の高度化・低年齢化やタレント発掘・育成事業の実施などによって、子どもだけでなく指導者や保護者のスポーツへの取り組みがますます過熱し、早期専門化やトレーニング負荷(練習の量・強度)の増大などによる身体的および精神的な負担の増大が懸念される」

とし、「競技者育成指針」を策定した(日本陸上競技連盟, 2018(https://www.jaaf.or.jp/files/upload/201812/jhs-002.pdf))。
また福地修也は、

「近年では海外においても,ジュニア期に専門化を図る取り組みから一転し,様々なスポーツを経験することで,スポーツの楽しさを身につけながら,どのスポーツにおいても共通な技術の基礎を身につけさせる取り組みが伺える」

(ジュニア競技者の将来を見据えた陸上競技の指導、福地修也(http://rikujo.taiiku.tsukuba.ac.jp/column/2021/168.html))とした。

同少年団では「多様なスポーツ体験が強いアスリートを育てる!」として、カヌートップアスリートの2人に、どんな小中学生期を過ごしてきたのか?などを、米山本部長と三条市スポーツ協会の岩瀬晶伍事務局長がパネルディスカッション形式で聞き、指導者や保護者がジュニア期の子ども達がどう接するべきかヒントを探る。

三条市役所栄庁舎ホールでの参加(先着30人)の他に、オンライン(ZOOM)での聴講(先着100人)もできる。参加費無料で誰でも聴講できる。
申し込みは、三条市スポーツ少年団事務局(TEL 0256-45-1150)またはチラシのQRコードから。申し込み締め切りは11月1日。
【講演】「オリンピアンから学ぶJr.期のスポーツの取り組み方・支え方」チラシ
チラシのダウンロード↓

[パネリスト]
當銘孝仁選手(三条市スポーツ協会所属)

  • 東京2020五輪カヌースプリント日本代表
  • 中学時代はハンドボール部。高校からカヌースプリントを始め、学生時代から日本代表選手として活動。
  • 2024年パリ五輪メダル獲得を目指す。

佐伯雄太郎選手(キャプテンスタッグ(株)所属)

  • 中学から本格的にスラローム競技を始め、U23代表を始め、日本カヌースラローム界トップクラスの選手として競技を続けてきた。

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