【陸上】飯塚翔太、佐藤風雅、ディーン元気、兒玉芽生、竹内真弥、金井大旺 超豪華な6人の講師が小・中学生を直接指導

令和6年度ゆめみらいスポーツ教室(陸上競技)

パリオリンピックに出場した飯塚翔太選手、佐藤風雅選手、ディーン元気選手、東京五輪出場の兒玉芽生選手、金井大旺氏、鹿児島国体・佐賀国スポ連覇の竹内真弥選手の豪華な講師陣が小中学生を直接指導する「ゆめみらいスポーツ教室(陸上競技)」が新潟県燕市で開催され、基礎トレーニングや正しいフォームなどを指導した。(一部、敬称略)

(投稿/2024年11月27日)


子どもたちにトップアスリートの技術を間近で感じ、スポーツにより親しんでもらうために燕市が11月23日・24日に燕市体育センターアリーナで開催。23日は午前・午後の二部制で市内中学校陸上部の86人が参加し、24日の午前は市内陸上クラブの小学生52人が指導を受けた。

講師はミズノトラッククラブから昨年と同じ6氏が来燕。オリンピアン5人を含む陸上トップアスリートの飯塚翔太選手(33)、佐藤風雅(ふうが)選手(28)、ディーン元気選手(32)、兒玉芽生(こだまめい)選手(25)、竹内真弥(まや)選手(26)、金井大旺(だいおう)さん(29)の贅沢すぎる6人が実技講習を行なった。
講師プロフィール ⇒

24日の開講式で燕市教育委員会の岡部清美教育次長は「世界で活躍するトップアスリート、ミズノトラッククラブの皆さんが今日皆さんのために来てくれました。短い時間ですけれどども、どうしたら速く走れるんだろうか、質問してたくさん吸収してください」とあいさつ。ディーン選手は「みんなで楽しいことをして元気よく盛り上がっていきましょう」、金井さんは「今回は速く走る方法をできる限り楽しくやっていきたいと思います」と呼びかけて実技講習にに入った。

豪華な講師陣6人がオニになる贅沢なオニゴッコのウオーミングアップの後、腕振りの基本的なストレッチ。腕振りは肩が上がらないようにすることを意識しながら、走っている時をイメージして真っ直ぐ振ったり、肘を90度にして腕を振った。3・4年生、5・6年生に分かれてのドリルでは、低学年を佐藤、ディーン、兒玉選手が指導。自分がボールになって弾むようなイメージでジャンプをして、スタートをする練習を行った。

実技講習終了後に行われた質問コーナーでは、レース前や大会前に緊張することはありあますか?の質問に飯塚選手は「毎回します。しない大会はほとんどありません。緊張は一生懸命やっている証拠だからいいことです」と答えた。速く走るコツはありますか?には兒玉選手が「きょう、教えてもらったことを何度も何度もできるようになるまで繰り返しやること」、続けててよかったトレーニング方法は?には飯塚選手が「練習したことをノートに書くこと。練習内容や感じたことなどを書き出すことを続けている」などとアドバイスをした。

閉講式で佐藤選手は「練習中に“疲れた”という声を聞いた。疲れたということはすごく意識して集中したいいトレーニングができたということ。これからの練習に活かしてください」、竹内選手は「陸上を楽しむという気持ちを忘れずに頑張って欲しい」と講評。燕リトルウイングRCの太田杏由子キャプテンは「きょうは楽しく参加することができました。今日、学んだことを陸上に生かしていきたいと思います」とお礼の言葉を述べた後、参加者全員で「ありがとうございました!」と挨拶をして12時頃に講習会を終了した。

ゆめみらいスポーツ教室の様子

2024年11月24日(燕市体育センターアリーナ)
記念撮影


開講式

実技講習

ディーン元気選手によるジャベリック投のデモンストレーション

恒例のジャンケン大会

ディーン元気選手と綱引き

閉講式

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【飯塚翔太選手プロフィール】
所属/ミズノトラッククラブ
1991年6月25日生まれ 静岡県出身
種目/短距離(100m・200m)
ロンドン、リオ、東京、パリのオリンピックに4大会連続出場。世界陸上(モスクワ、ロンドン、ドーハ、オレゴン、ブダペスト)に出場。リオ五輪400mリレーの銀メダルメンバー。
燕市来訪は8回目。
【佐藤風雅選手プロフィール】
所属/ミズノトラッククラブ
1996年6月1日生まれ 茨城県出身
種目/400m
パリオリンピック出場。4×400mRでアジア新記録で6位入賞。
世界陸上(オレゴン、ブダペスト)やアジア大会(杭州)に出場。
2022年世界陸上4×400mRでアジア新記録。
2022年日本選手権で優勝。
■燕市来訪は2回目。
【ディーン元気選手プロフィール】
所属/ミズノトラッククラブ
1991年12月30日生まれ 兵庫県出身
種目/やり投
ロンドン、パリのオリンピックや世界陸上(オレゴン、ブダペスト)、アジア大会(杭州)に出場。
2022年、2023年日本選手権で優勝。
■燕市来訪は2回目。
【兒玉芽生選手プロフィール】
所属/ミズノトラッククラブ
1999年6月8日生まれ 大分県出身
種目/100m、200m
東京オリンピック、世界陸上(オレゴン)に出場。
2022年世界陸上4×100mRで日本新記録。
2022年日本選手権200m、鹿児島国体100mで優勝。
■燕市来訪は2回目。
【竹内真弥選手プロフィール】
所属/ミズノトラッククラブ
1998年10月9日生まれ 大阪府出身
種目/100mハードル、走幅跳
世界ユース2015年コロンビア大会走幅跳代表。
2021年日本選手権、走幅跳3位/100mH4位。走幅跳で鹿児島国体、佐賀国スポ連覇。
燕市来訪は3回目。
【金井大旺氏プロフィール】
所属/ミズノブランドアンバサダー
1995年9月28日生まれ 北海道出身
種目/110mハードル
東京オリンピックで57年ぶりに日本人選手として準決勝進出。世界選手権2019年ドーハ大会日本代表。
2021年織田記念陸上競技大会で13秒16で日本記録樹立(当時)。
燕市来訪は4回目。
【ミズノトラッククラブ】
ミズノ株式会社の陸上競技部。在籍選手の活躍による陸上界の活性化、陸上教室などの活動を通じて競技人口の拡大や普及発展に寄与することを目的としたクラブチーム。


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