【バウンドテニス】団体ダブルス戦優勝は三条のコメット

第35回北信越ブロックバウンドテニス親善交流大会

国民スポーツ大会の公開競技として実施されるバウンドテニス競技の北信越親善交流大会が新潟県三条市で開催され、30〜70歳代の愛好者が集まり、バウンドテニスを競技として熱戦を繰り広げながら、生涯スポーツとしても楽しみ、親睦を深めた。

(投稿/2024年6月5日)

一般財団法人日本バウンドテニス協会主催の第35回北信越ブロックバウンドテニス親善交流大会が6月1日、2日に新潟県の三条市体育文化会館で開催され、新潟、長野、富山、石川、福井の北信越5県から30〜70歳代のバウンドテニス愛好者130人程が集まり、親善BTラリー戦、団体ダブルス戦を行った。

開会式で同協会衣笠剛会長が「本大会は生涯スポーツとしてバウンドテニスを楽しみ、プレイを通じて親睦を深めることを目的とした大会。仲間との友情を育みながら、フェアプレイ精神に則って、白熱した試合が展開され、スポーツが持つ大きな感動や元気、笑顔を被災された人にも届けて欲しい」と寄せたメッセージを岡田博子理事が代読した。

来賓祝辞で滝沢亮三条市長は「バウンドテニスをはじめて知った。動画サイトで見たが非常に奥が深い。(開会式前の)練習を見て、本当に皆様がこの大会を楽しみにされていることが伝わってきた。大会が良い大会になることを心より祈念いたします」と挨拶をした。

三条市バウンドテニス協会フリーダムの熊倉裕美子選手・渡辺則子選手は「私たちは雨の日も、雪の日も度重なる物価高にも負けず、時にはヤクルト1000を飲み日頃のストレスを緩和し練習に励んできました。きょう北信越の皆さんと試合ができることに感謝し、明るく楽しく元気よく、後日くる筋肉痛を恐れず最後まで全力で戦うことを誓います」と選手宣誓をした。

バウンドテニスは日本発祥で、テニスコートの約1/6、長さ10m、幅3mの細長いコートを使って行うテニスの様なスポーツ。体育館の床に人工芝コートを設置しソフトテニスよりもやや硬めのボールをラケットで交互に打ち合う。
大会では1分間のラリーを3回繰り返し、3回の合計ラリー回数をチームの得点として競う親善BTラリー戦と、4人が交互に打ち合いポイントを取り合う団体ダブルス戦を行った。

親善BTラリー戦ではラリーが長く続くように相手に打ちやすい球を返すことが基本で、3回の合計ラリー回数が111回の荒川チームが優勝した。
第35回北信越ブロックバウンドテニス親善交流大会親善BTラリー戦結果
親善BTラリー戦結果のダウンロード↓

団体ダブルス戦はコメットが優勝

団体ダブルス戦には長野3チーム、富山2チーム、福井7チーム、石川5チーム、新潟13チームの合計30チームが出場して予選リーグ、順位別決勝リーグを戦った。
ネットの前で高さ50センチ程のネットスレスレに飛んでくるボールを打ち返すボレーを決めたり、返球したボールがコートに入らず「ごめんごめん」と謝るパートナーを「大丈夫」と励ましていた。

優勝したコメット(新潟県)は三条市で活動するチーム。コメットの4人は5月の第42回全日本バウンドテニス選手権大会に出場。小林玲子選手はミドル女子ダブルスで準優勝、長野あけみ・森口礼子ペアはシニア女子ダブルスでベスト8、金子吉之助選手はシニア男子ダブルスでベスト16入りのメンバーで戦い、予選リーグを3勝1分の1位で通過し、順位別1位リーグは3勝1分、勝率0.875で優勝した。

第35回北信越ブロックバウンドテニス親善交流大会団体ダブルス戦成績
成績 チーム名
メンバー(敬称略)
優勝 コメット 新潟
金子吉之助、長野あけみ、小林玲子、森口礼子
準優勝 カラー 長野
村松努、村松ゆかり、井口剛、井口美樹
第3位 マリーゴールド福井 福井
清水由規枝、高原博美、西出里美、斉藤和子

第35回北信越ブロックバウンドテニス親善交流大会団体ダブルス戦結果
団体ダブルス戦予選リーグ・順位別決勝リーグ結果のダウンロード↓

第35回北信越ブロックバウンドテニス親善交流大会の様子

2024年6月1日・2日(三条市体育文化会館)
開会式


BTラリー戦

団体ダブルス戦

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