第37回全日本シニアソフトボール大会
北海道から沖縄の48チームが集まり日本一を目指して戦う「第37回全日本シニアソフトボール大会」が新潟県の燕市、三条市、新潟市で開催され、K・Sクラブ(熊本)と鳴門クラブ(徳島)の2チームが優勝した。K・Sクラブは2年連続・6回目、鳴門クラブは初めての優勝。
公益財団法人日本ソフトボール協会(三宅豊会長)が主催する第37回全日本シニアソフトボール大会が2023年9月30日から10月2日まで燕、三条、新潟市の球場で開催され、各都道府県予選を勝ち抜いた48チームが出場して日本一を目指してトーナメント戦を戦った。シニアチームは「同一都道府県内に居住または勤務する59歳以上の男子によって編成されたチーム」。
大会3日目の10月2日は準決勝、決勝が行われる予定だったが、1日に予定していた試合のうち3回戦の4試合が降雨のためサスペンデッドゲームとなり2日に順延。大会規定により、最終日の2日に、3回戦と準決勝をスポーツランド燕と三条・燕総合グラウンドで行った。決勝戦は実施せず、準決勝で勝った2チームをダブル優勝とした。
鳴門クラブは初優勝
燕会場で行われた準決勝には京都府のミツウマスポーツと徳島県の鳴門クラブが勝ち上がった。
準決勝は午後零時26分、先攻・鳴門クラブ、後攻・ミツウマスポーツで試合開始。
1回表、鳴門は先頭打者の吉岡正二選手が3塁打。3連続四球で1点先制。三井幸夫選手の中安適時打や敵失で3点追加。1回裏、ミツウマは山口弘選手が左二。剛谷卓男選手の左二適時打で1点を返す。鳴門は2・3回に1点ずつ加点すると4回に島田新也選手の2点適時打や敵失などで一挙6点の猛攻で試合を決めた。
[準決勝|スポーツランド燕 6回コールド]
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |
鳴門クラブ | 4 | 1 | 1 | 6 | 0 | 0 | 12 | |
ミツウマスポーツ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
K・Sクラブは2年連続・6回目の優勝
もう一方の準決勝は連覇を狙う熊本県のK・Sクラブと埼玉県のSCちちぶが三条・燕総合Gで対戦し、5-4でK・Sクラブが2年連続・6回目の優勝を決めた。
優勝 | K・Sクラブ | 熊本県 |
---|---|---|
優勝 | 鳴門クラブ | 徳島県 |
第3位 | SCちちぶ | 埼玉県 |
第3位 | ミツウマスポーツ | 京都府 |
閉会式はスポーツランド燕で行われ、燕会場で準決勝を戦った鳴門クラブが出席。三条・燕総合Gで準決勝を戦ったK・Sクラブは欠席した。日本ソフトボール協会の西康弘理事は「鳴門クラブは壮年、実年、シニアでの優勝おめでとうございます。雨のために同時優勝となったK・Sクラブは3連覇。鳴門クラブも来年、もう一つ体力的にも鍛え上げてこの大会に来ていただいて優勝を目指していただきたい」と閉会の挨拶。燕市ソフトボール協会の大越昌保会長が閉会を宣言して大会は終了した。
全日本シニアソフトボール大会の様子
2023年10月2日(スポーツランド燕)
準決勝|ミツウマスポーツ対鳴門クラブ
第3位の表彰
閉会式・表紙式
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