【ソフトボール】北海道から沖縄の48チームが燕・三条・新潟に集結 日本一をかけた熱い戦い

第37回全日本シニアソフトボール大会

予選を勝ち抜いた北海道から沖縄の48チームが集まり日本一を目指して戦う、第37回全日本シニアソフトボール大会が新潟県の燕市、三条市、新潟市で開催され、9月30日開幕した。29日に行われた開会式では、三条市の新潟ファルコンズの熊谷雅章主将(65)が新潟県代表として選手宣誓し、大会を盛り上げることを誓った。


シニアチームは「同一都道府県内に居住または勤務する59歳以上の男子によって編成されたチーム」で、全日本シニアソフトボール大会は公益財団法人日本ソフトボール協会(三宅豊会長)が主催し、各都道府県予選を勝ち抜いた48チームが出場する。第37回全日本シニアソフトボール大会は2023年9月30日から10月2日まで燕、三条、新潟市の球場で開催され、県内では1998年の上越市での第12回大会以来、2回目の開催。

9月29日午後4時から燕市体育センターで、48チームが一堂に会し開会式が行われた。昨年の優勝チームのK・Sクラブ(熊本県)から1チームずつ順番に紹介され、名前を呼ばれたチームはその場で立ち上がり、会釈をしたり手を振ったり。19番目の新潟ファルコンズは「健康と体力づくりをモットーに、毎週日曜日に練習を行なっています」と紹介された。


新潟県ソフトボール協会の亀山隆司理事長が開会を宣言。日本ソフトボール協会の西康弘理事は「コロナが落ち着き、4年ぶりの開会式となり、段々、普通の生活に戻りつつあるが、コロナやインフルエンザの流行も見られる。健康に十分注意しながら大会に臨んで欲しい。今晩、一献飲まれると思うが明日の体調のことを考えて、ベストコンディションで戦っていただきたい」と開会のあいさつ。

飲んだ後の締めは背脂ラーメンを

鈴木力燕市長代理の小林靖直教育長は「この春、ワールドカップで準優勝したU23の若者たちに負けないように、明日からの3日間熱い戦いを展開して欲しい」とエールを送り、燕市発祥の背脂ラーメンを「飲んだ後の締めにご堪能ください」と紹介した。

各チームの団旗がステージ下に集まった中で新潟ファルコンズの熊谷主将が「選手のみなさん、ようこそ新潟へ。新型コロナはまだ終わりが見えません。感染予防を徹底し、大会関係者、支えてもらった家族、共に戦う仲間に感謝し、正々堂々と全力でプレイしこの大会を盛り上げることを誓います」と選手宣誓をした。

出場チームは各都道府県から1チーム、開催県が2チームの規定だが、青森、鳥取、宮崎、大分が出場辞退等のため新潟から新潟ファルコンズ、糸魚川シニアSBクラブ(糸魚川市)、けいせつS・B・Cシニア(長岡市)、新潟SSシニア(新潟市)の4チーム、石川、長野から各2チームが出場し、48チームがトーナメント戦で優勝を争う。

新潟ファルコンズは惜敗

大会1日目の30日には1・2回戦32試合が行われた。
新潟ファルコンズは1回戦シードで2回戦から登場。三条・燕総合グラウンドで香川県の瀬戸製作所友クラブシニアと対戦した。
先攻・新潟は1回に先制。その裏、瀬戸製作所は3点を返して逆転。2回表に新潟は満塁のチャンスで適時打で1点を返す。3回裏、瀬戸製作所は左二、安打で出塁した走者が二死からのスクイズなどで2点追加。4回表、新潟は二死からバントで出塁。走者1・2塁で適時二塁打で2点を加点。その後はお互いに固い守備で追加点なく、新潟4-5瀬戸製作所で試合終了。瀬戸製作所が3回戦に進んだ。

[2回戦|三条・燕総合グラウンド第3コート]

チーム名 1 2 3 4 5 6  
新潟ファルコンズ 1 1 0 2 0 0 0 4
瀬戸製作所友クラブシニア 3 0 2 0 0 0 × 5

2日目の1日はスポーツランド燕、三条・燕総合グラウンドで3回戦、準々決勝、3日目の2日はスポーツランド燕で準決勝、決勝が行われる。

全日本シニアソフトボール大会の様子

2023年9月30日(三条・燕総合グラウンド)
2回戦|新潟ファルコンズ対瀬戸製作所友クラブシニア


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