【スケートボード】燕市にコンクリート製のスケートボード場がオープン

スポーツ施設 「スポーツランド燕 スケートボード場」

新潟県燕市に県内では珍しいコンクリート製の専用スケートボード場がオープンした。燕市は東京オリンピックで日本人選手が活躍した機運の盛り上がりを受けて、スポーツランド燕(燕市小牧837-1)内にR壁やバンク等さまざまなセクションを配置し初級者から上級者まで楽しめるスケートボード場を建設した。


2023年5月28日午後2時から行われたオープニングセレモニーで鈴木力燕市長は「有識者の声を聞いて県内でも珍しいスケートボード場になった。この施設を子供たちから上級者までご利用いただき、将来ここで技を磨いた選手がオリンピックで活躍することを夢みたい」とあいさつ。来賓の細田健一衆議院議員は「こういう専用の場所は初めて見た。ここで若い方が夢を育んで将来的には五輪に出て活躍する選手が出てくることを期待したい」と祝辞を述べた。

テープカットの後、燕市内のジュニアスケーターがデモンストレーションを行い、レールでボードスライドや5-0(ファイブオー)グラインド、ボックスでKグラインドなど次々とトリック(技)を決めていた。最年少4歳のコアくんはタイヤの金具で滑る50-50(フィフティー・フィフティー)グラインドやジャンプする技、オーリーを決めた。午後3時から一般開放され、ボーダーが滑走を楽しんでいた。

F-SPOの取材に、5-0グラインドを「かっこよく決めた」中学3年の男子は「コンクリートで滑りやすかった」、「これからも利用します」。小学4年からスケボーをやっていてバックサイドフィフティーに挑戦した中学2年の女子は「路面が良くて滑りやすい」と好評価だった。

1千平方メートルのスケートボード場はアリーナの隣接地に、コンクリート製でR壁1基、バンク2基、カーブ階段、ボックス1基、丸レール1基のセクションが整備された。建設費は2,767万円。県内では村上市、南魚沼市に続いて3番目のコンクリート製スケートボード場。これまで駐車場などを利用していたボーダーに危険の少ない公設施設の利用を促す。

利用時間は午前9時から午後7時(日曜・祝日は午後5時まで、年末年始休業)。利用するには事前に利用者登録が必要。利用料金は無料だが、初回のみアームバンド(大人:1,000円,中学生以下:800円)を購入する必要がある。利用時はアームバンド、ヘルメット、プロテクターを着用する。
詳しくはスポーツランド燕事務所(電話 0256-66-1800)に問い合わせる。

燕スケートボード場オープンの様子

2023年5月28日(スポーツランド燕 スケートボード場)
オープニングセレモニー


デモンストレーション・一般開放

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