【少年野球】吉田北小スピリッツが初優勝 宮崎県西都市の本大会出場へ

第11回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会

第11回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会燕市予選会(燕市教育委員会主催)決勝戦が2023年4月29日、燕市吉田第2野球場で行われ、吉田北小スピリッツが南小スターズを24-0で降し、初優勝した。吉田北小は8月11日・12日に宮崎県西都市で開催予定の本大会に出場する。


スワローズのキャンプ地の愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市と、2011年から「つばめ」の名前つながりで連携事業がスタートした新潟県燕市の4市で2013年より少年野球の交流大会を開催している。本大会は4市で持ち回りで開催、11回目となる今年は8月に宮崎県西都市で開催予定。

燕市の予選会には市内の7チーム、102人が出場し、トーナメント戦で優勝を争った。優勝チームは宮崎県西都市で開催される本大会に燕市代表として出場する。4月16日に1日目を実施する予定だったが雨のため、4月22日、23日、29日の3日間に日程を変更した。
[出場チーム]
▽小中川バファローズ ▽分水ジュニアベースボールクラブ ▽南小スターズ ▽吉田北小スピリッツ ▽吉小キッズ ▽燕南野球スポーツ少年団 ▽燕ジュニアベースボールクラブ

22日に1回戦、23日に準決勝を行った結果、南小スターズと吉田北小スピリッツが29日の決勝に勝ち進んだ。
29日の決勝戦は午前10時にプレイボール。先攻の吉田北小は1回、2死から6点の猛攻。3回に2点追加し、4回にはスクイズを成功させ、さらに2本の走本塁打で13点のビッグイニング。5回にはさらに3点を加点した。一方、南小は、吉田北小の頓所莉空投手を打ち崩せず完封負けとなった。

大会結果

準決勝、決勝の結果は以下の通り。
[第④試合|準決勝]

チーム名 1 2 3 4 5 6  
小中川バファローズ 0 0 0 0 0 0   0
南小スターズ 3 0 1 0 0 ×   4

[第⑤試合|準決勝|5回コールド]

チーム名 1 2 3 4 5 6  
燕南野球スポーツ少年団 0 0 0 1 2     3
吉田北小スピリッツ 2 5 0 4 ×     11

[第⑥試合|決勝|5回時間切れ]

チーム名 1 2 3 4 5 6  
吉田北小スピリッツ 6 0 2 13 3     24
南小スターズ 0 0 0 0 0     0

表彰式で小林靖直教育長が優勝した吉田北小に賞状を授与し「宮崎での本大会、期待しています」と声をかけると、涌井悠平主将は大きな声で「はい!」と答えた。
鈴木力燕市長は「(吉田北小は)凄い打線だった。いまヤクルトは打線低迷で連敗しているが代わりに打って欲しいくらい。本大会までまだ時間がある。一生懸命練習をして、本大会ではぜひ優勝をして燕市が作ったスワローズカップを里帰りさせて欲しい」とあいさつをした。

大会成績

大会成績は以下の通り。

第11回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会燕市予選会成績
優勝 吉田北小スピリッツ
準優勝 南小スターズ
3位 小中川バファローズ
燕南野球スポーツ少年団

表彰式後の取材に吉田北小の頓所勝則監督は「去年、3位で悔しい思いをした子供たちが本当に頑張ってくれた」、相当緊張していたが「普段やっていることをやれば大丈夫」と声をかけたらその通りにやってくれて「私はやることがなかった」。昔から打撃のチームで、「守りが下手なら打って点を取ろう、取られたら取り返せ」と打ち勝つ野球を目指している、と話した。
涌井悠平主将は決勝戦について「いっぱい打てたし、守れたし、声も出ていた」ことがよかったと振り返り、「燕市の代表として精一杯頑張って優勝したい」と本大会での目標をあげた。

大会の様子

2023年4月29日(燕市吉田野球場)


表彰式

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