【バレーボール】ロンドン五輪・銅メダルの迫田さおりさんが燕市の中学生を指導

ゆめみらいスポーツ教室(バレーボール)

子どもにトップアスリートの技術を間近で感じ、スポーツにより親しんでもらう「ゆめみらいスポーツ教室」が新潟県燕市で開催され、ロンドンオリンピック女子バレーボール銅メダリストの迫田さおりさんが中学生に基礎トレーニングやパス・スパイクなどを直接指導した。


燕市は昨年まで「ミズノビクトリークリニック」として開催していたものを名称を変更し「ゆめみらいスポーツ教室(バレーボール)」として2023年1月29日、分水総合体育館で市内中学女子バレーボール部の1・2年生、合計160人程が参加して開催された。

迫田(さこだ)さおりさんは1987年12月18日生まれ。鹿児島県出身。2010年に全日本女子バレーボール代表入り。バックアタックを武器にチームの得点源のウイングスパイカーとして数々の国際大会で活躍。同年の世界選手権で銅メダル。2012年ロンドンオリンピック銅メダル獲得に大きく貢献。2016年リオデジャネイロ五輪で5位入賞。2017年に現役を引退。現在はバレーボール主要大会の解説やバレーボール教室の開催など活躍している。

午前と午後の2部制で行われ、午前中に行われた第1部の開講式で燕市の小林靖直教育長は「迫田さんから直接指導をしていただける貴重な機会。技術の向上のために学んでほしい。それ以上にバレーボールをもっともっと好きになって欲しい」と挨拶。

迫田さんは「寒いと思うので早く教室したいですよね?」と挨拶もそこそこに指導を開始。「初めてすることが多いと思う。みんなチャレンジしてやってみよう!」、「みんなで教え合い、みんなで作り上げる時間になればいい」と、呼びかけ基礎となるパスやスパイク等の練習をした。

準備運動のランニングやストレッチで「適当にやらない」、「どこが伸びているか意識しながらストレッチ」などと声掛け。2人1組になり、相手が手を離して落としたボールをキャッチするトレーニングや二人の間においたボールを取り合う反射神経を鍛える練習を行った。

オーバーハンドパスの練習に入る前にセッターが投げたボールを額にのせたボールに当てる練習を行い、アンダーハンドパスの前には投げられたボールをヒザに当てる練習など、ポイントを掴むための練習方法を紹介した。

迫田さんは「膝を曲げて、ボールをよく見て」などの具体的なものから、「バレーボールは思いやりが大事」、「絶対勝つ!」などと意識づけに関するものなど常に声掛けをしていた。迫田さんが「一番大事にしているのは助走」だというアタックの練習では生徒たちに自らボールをあげて、一人一人に「いいよ」「ナイス」などと誉めた。

実技講習終了後に行われた質問タイムでは、負けそうになった時にいい雰囲気の作り方は?、家でどんな練習をするといいですか?の質問に「すごい難しい、代表でも。悪い雰囲気の時は誰も声を出さないし、下向くし、目を合わせない。監督に怒られるし最悪。でも、そこをどうにかしたいと思っているのなら簡単。そこで誰か一人が勇気を出して声を出すだけ。目を合わすだけ」、「私は家でやりたくないタイプ。なので練習をとにかく全力で頑張る!」などと答えた。

閉講式で迫田さんは「ビックリするくらい皆んな上手。積極的に皆んな動いてくれて楽しく一緒にバレーボールができた」と喜び、「新しいことに不安はあるがまずはトライすることを忘れないで欲しい。代表選手も全部うまくできるわけではない、代表の試合を見て、どういうふうに克服しているかも見て欲しい」と講評を述べた。

参加者を代表して高木心結(みゆ)さん(燕中学校2年)が「細かく基礎の練習ができていい経験になったし、自分のできていないことを改めて感じた。これからどんどん練習に取り込んでいって個人もチームも強くなっていきたい。今日は本当にありがとうございました」とお礼の言葉を述べて講習会は終了した。

ゆめみらいスポーツ教室の様子

2023年1月29日(分水総合体育館)


記念撮影

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