【スポーツ表彰】野崎勝康前会長など4人の功労を讃える

令和4年度三条市スポーツ協会表彰

一般社団法人三条市スポーツ協会(中條耕太郎会長)は、2023年1月7日午後6時から餞心亭おゝ乃で令和5年新年祝賀会を行い、三条市のスポーツ界に功労のあった野崎勝康さん(83)、近藤雄介さん(73)、堀内靖記さん(70)、福田健男さん(79)の4人を令和4年度スポーツ功労者賞として表彰した。


開会挨拶で中條会長は“元気があればなんでもできる”とアントニオ猪木の言葉を引用。「元気があればスポーツができる」として、第18回市民総合体育祭も9割程の競技が開催できて「少しずつスポーツができる環境に戻りつつある。スポーツの力を信じて活動していきたい」と述べた。

表彰式では体調不良のため欠席した野崎さんを除く近藤さん、堀内さん、福田さんの3人に中條会長がそれぞれ表彰状を手渡した。

三条市スポーツ協会前副会長の近藤さんは「平成2年に信用金庫の金子さんに、副会長の席が空いている、お前やれ、と言われ、父親の葬儀委員長もして頂いていたし、会社も金を借りていたので断れずに引き受けた。(それ以来)30年以上副会長として4代の会長を補佐した。皆さんの力でなんとか全うできた」と謝意を述べた。


同協会前副会長の堀内さんは「あっという間の16年間だったが、思い出に残っているのが2巡目のときめき新潟国体で役員として携わったこと。行事遂行の苦労はあったが良い思い出となった。今後も協力してアフターコロナを大会・行事を計画し協会を盛り上げていきましょう」と呼びかけた。

三条弓道会幹事・事務局、新潟県弓道連盟元副会長の福田さんは「私は三条弓道会の役は大したことをしていないのでこの場に立てるとは思っていなかった。細川三条弓道会長が推薦書を出したよ、ということで今日は伺った。今日は大変ありがとうございました」とお礼の言葉を述べた。

来賓祝辞で滝沢亮三条市長は「年末年始に新潟県に非常に明るいニュースがあった」として、高校男子バスケットボールで日本一になった開志国際高校や箱根駅伝で活躍した三条高校出身の岸本大紀選手、下田出身の丸山真孝選手などをあげて「素晴らしい勇気をもらった」と話し、「今年は中学部活動の地域移行がスタートする。これは地域の総合力が試される。私も先頭に立って汗をかくが子供たちのスポーツの機会を、そしてスポーツを通じて成長できるように皆様の力をお借りしたい」と述べた。
続いて阿部銀次郎三条市議会議長の乾杯で祝宴に移った。

スポーツ選手賞の表彰は2月25日に三条市体育文化会館で行う。欠席した野崎さんはその時に改めて表彰の機会を設ける。

令和4年度三条市スポーツ協会表彰受賞者は以下の通り。

スポーツ功労者賞
No 競技名 氏名 推薦団体
1 ゴルフ 野崎勝康(ノザキカツヤス) 三条市スポーツ協会
〈受賞理由〉
平成17年7月1日の三市町村の体育協会が合併して新たな「三条市体育協会」の初代会長を就任。会長を歴任する事17年間の間に、現在も続く「市内スポーツ公共施設の指定管理受託」、「平成27年度からの総合型地域スポーツクラブりんぐるの事業統合」「平成28年度の法人格取得」「平成30年度のさんじょう健康教室の受託」等、数々の事業拡大・拡張に際し、類まれなるリーダーシップを発揮し、三条市スポーツ協会をけん引して頂きました。
 また、三条市スポーツ協会のみならず、様々なシーンで、三条市のスポーツの振興に長年尽力頂きました。
2 バスケ 近藤雄介(コンドウユウスケ) 三条市スポーツ協会/三条バスケットボール協会
〈受賞理由〉
【三条市スポーツ協会】旧三条市体育協会の平成2年から、役員を務めて頂き、平成17年7月1日の三市町村の体育協会が合併して新たな「三条市体育協会」の副会長として、17年間野崎前会長の補佐役を務めて頂きました。近藤前副会長は、現職の中でも最長経歴で長年スポーツ協会に携わった経験から、的確なご意見を頂き、スポーツ協会の運営に多大なご貢献を頂きました。また、三条市スポーツ協会のみならず、様々なシーンで、三条市のスポーツの振興に長年尽力頂きました。
【三条バスケットボール協会】三条市バスケットボール協会の会長職を26年の長きに渡り努め、その間、色々な経緯の中で小学生(ミニバス)、中学生、高校生のカテゴリーにおいて協会主催の「会長杯」を創設し、現在に至っている。また、一般社会人のカテゴリーにおいても、三条市だけでなく県央地域のチームを対象としたリーグ戦を前後期に分けて開催し、登録チームは27チームを超えるなど、競技の普及・振興において在任期間中の功績は多大である。
自ら動くタイプであり、フットワークも軽く、表裏のない朗らかな性格で人望も厚い。
3 剣道 堀内靖記(ホリウチヤスノリ) 三条市スポーツ協会
〈受賞理由〉
平成18年度から現三条市スポーツ協会(旧三条市体育協会)の副会長に就任し、令和3年度までの16年間、会長の補佐という重大な役割を果たして頂きながら、三条市の栄地区協議会委員を歴任して頂きました。また現場目線で地域や競技団体としてのご意見を頂き、スポーツ協会の事業遂行になくてはならない方として、ご活躍頂きました。副会長を退任し、相談役として引き続き、スポーツ協会にご協力頂きながら、三条剣道会会長及び栄地区スポーツ協会会長として、今なお三条市のスポーツの振興に長年ご尽力いただいております。
4 弓道 福田健男(フクダタテオ) 三条弓道会
〈受賞理由〉
三条弓道会では、昭和53年から平成9年まで幹事・事務局を努め、新潟県弓道連盟では長年にわたり理事・理事長等の役員を歴任、平成14年から平成25年まで副会長を努め、現在は相談役となっています。その間、三条弓道会・三条市内の高等学校弓道部の指導はもとより、新潟県弓道連盟の幹部として、多くの会員の指導にあたられ、弓道人口の拡大、優秀な競技者(国民体育大会、全日本弓道選手権大会等の選手)、指導者の育成に尽力され、新潟県弓道の発展に多大な貢献をされました。


【スポーツ功労者賞】
1.10年(5期)以上に亘りスポーツ協会運営に対して功績のある者。
2.同一種目・同一団体にて、幹部として10年以上、その種目・団体の発展・振興に功績のあった者。
3.25年以上に亘り、地域スポーツ・ジュニアスポーツ育成に貢献した者。

三条市スポーツ協会表彰の様子

2023年1月7日(餞心亭おゝ乃)


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