【スキー】ジュニアチームが須貝龍選手と合同練習 [再掲載]

三条、長岡、小千谷、加茂のスキージュニアチームが、三条市在住でアルペンスキーのスピード系種目でFISワールドカップなど世界トップレベルのヨーロッパのレースを転戦している須貝龍選手(すがいりょう・チームクレブ)と合同練習会を開催。ジュニア選手たちは須貝選手からコーチングを受けてポールを果敢に攻めていた。 [再掲載]

2018年4月21日、三条、長岡、小千谷、加茂のスキージュニアチームは魚沼大原スキー場(新潟県魚沼市大白川)で合同練習会を行った。オフシーズンに入りヨーロッパから帰国した須貝選手が参加し、ジュニア選手たちのポール練習をみながらレベルにあわせたコーチングを行っていた。練習会には八海高校、関根学園高校のスキー部員も加わり、小・中・高校生ら22名が参加した。

よく晴れて夏の暑さとなったゲレンデの雪質は湿って重く、スキーコントロールが難しいコンディションながら選手たちは果敢にポールを責めていた。練習をみた須貝選手は「クローチングの姿勢で滑っている時に手が下がらないように、顎の下先にもっていくように」、「クローチング組んでいる時、スタンスが広いからスタンス狭めて」、「内足にのらないように滑ろう、内足にのるだけでターンが遅れてタイムロスになる」、「遅れるというのは腰が引けているというより、ポールとポールの間で一回自分の体の中の力が抜けるんだよ。体幹の力が抜けて体全体の筋肉が緩んでから次のターンに入る、筋肉が緩むと板が暴れ出したり、掘れがあった時対処できなかったりするから、ポールとポールの間の時に力を緩めすぎない」など、年齢やレベルにあわせてアドバイスをしていた。

参加した中学1年生の男子選手は「来シーズンのためになった練習だった」とし、須貝選手については「すごかった、オーラがあった」と感激。小学5年生の男子選手は須貝選手のことをあまり知らなかったが「(会えて)うれしかった。」と話していた。

合同練習会の様子

2018年4月21日(魚沼大原スキー場)

須貝選手の滑り

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