中学1年生チームで全国大会3位 ドッジボールチーム「Big Blue(ビッグブルー)」
10月に栃木県宇都宮市で開催された全国大会「2024 J.D.B.A.全日本総合選手権 U-15(中学生の部)」で3位になった中学生のドッジボールチーム「Big Blue(ビッグブルー)」が10月24日、滝沢亮三条市長を表敬訪問し結果を報告した。
Big Blue(逢坂寛人監督)は4月に三条市、新潟市の中学1年生9人で結成したばかりのドッジボールチーム。9月に富山県射水市で開催された2024シニアチャンピオンシップin北信越で、北信越ブロック2位となり全国大会に出場。各地区のブロック代表20チームが出場した全国大会では、予選リーグを1位で通過。決勝トーナメント1回戦で岡田子JAPAN(奈良県)に5-4、準々決勝でハツキュン広島(広島県)に7-4で勝ち準決勝へ。3セットマッチの準決勝は福島県の「のっとっと」に2-4、4-6と2セットを取られ惜敗。第3位となった。
全国大会後に中学2年生1人の加入があり現在は、三条市下田中5人、新潟市黒埼中4人、新潟市巻東中1人の計10人で活動をしている。
名前通りの青いユニフォーム姿の選手10人と逢坂監督、コーチ、保護者等が午後4時45分頃に第一会議室に滝沢市長を表敬訪問。逢坂監督は「北信越大会で新潟県から初めて全日本への出場権を獲得できた。全日本で北信越のチームが3位以上に入賞したのも初めて。中学1年生として、まず1回目の挑戦で全国大会出場っていうのも本当にすごいことだが、3位までいけたのは子供達の頑張りとそれを支えてくれた保護者の協力あってのものだった」と喜びの報告。
鈴木歩キャプテンが「全員が中学1年生で初めての全国大会出場で3位という結果を喜んでいる」と話すと、選手たちが順番に「やっぱ3位で終われないので全国1位」、「全国3位という結果はめっちゃ嬉しかったけど、その結果に満足せず次は優勝目指していきたいです」、「まだまだ改善点があったので、そこを次は全国までにしっかり治していき、みんなが優勝を目指していきたい」などと次を見据えた発言。
滝沢市長がチームの一番の強みを教えてください、と尋ねると#8の選手が「チームの強みはみんながアタッカーになれること、声のデカさで相手を圧倒すること」。ここを伸ばすと日本一に近づくことは?と質問すると別の選手が「キャッチ力とパス回しを正確にやることです」と課題をあげた。
最後に市長が選手たちに「結成したての1年生のチームで全国で素晴らしい成績を残してくれて嬉しく思っている。来年の秋は、もっと大きい1位のトロフィーを持ってきてください」とエールを贈った。
F-SPOの取材に逢坂監督は「中学1年生が初出場で他のチームとは体格が違うんで、最初は雰囲気に飲まれていたが、1試合1試合重ねていくうちに、やっぱりいつもの自分たちのプレーができるようになって、最後はやっぱりもう勢いで、実績が上のチームを倒すことができた」。準々決勝で対戦したハツキュン広島は昨年の準優勝チーム。「ここに勝てたのは大きかった」が、準決勝の“のっとっと”戦は「体力切れですね」と『体力不足』を課題に挙げた。
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表敬訪問の様子
2024年10月24日(三条市役所)
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