第12回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会
第12回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会燕市予選会(燕市教育委員会主催)決勝戦が7月15日、燕市スポーツランド燕で行われ、吉田北小スピリッツが小中川バファローズを9-2で降し、2年連続の優勝を果たした。吉田北小は11月16日・17日に沖縄県浦添市で開催予定の本大会に出場する。
東京ヤクルトスワローズのキャンプ地の沖縄県浦添市、宮崎県西都市、愛媛県松山市と、2011年から「つばめ」の名前つながりで連携事業がスタートした新潟県燕市の4市で2013年より少年野球の交流大会を開催している。本大会は4市で持ち回りで開催、12回目となる2024年は11月に沖縄県浦添市で開催を予定している。
燕市の予選会には市内の7チーム、113人が出場、7月13日・14日・15日の3日間の日程で、燕市吉田野球場などでトーナメント戦で優勝を争った。優勝チームは沖縄県浦添市で開催される本大会に燕市代表として出場する。
[出場チーム]▽燕Jr.ベースボールクラブスポーツ少年団 ▽燕南野球スポーツ少年団 ▽吉田北小スピリッツ ▽小中川バファローズ ▽吉小キッズ ▽南小スターズ ▽粟生津少年野球団・分水ジュニアベースボールクラブ
13日に1回戦、14日に準決勝を行った結果、吉田北小スピリッツと小中川バファローズが15日の決勝に勝ち進んだ。当初、決勝戦は吉田野球場で行われる予定だったがグラウンドコンディション不良のためスポーツランド燕に会場を変更した。
先攻・小中川、後攻・吉田北小で午前11時にプレイボール。
一回はお互いに無得点。二回裏、吉田北小は、頓所勝則監督が「あれで楽になりました」と話した熊倉慎選手の走本塁打で先制。さらに四球の走者が帰り1点を追加。三回裏、満塁のチャンスから2点を加点した。一方、小中川は四回表に1点を返すと、五回表には笠原将真主将の適時二塁打で1点を追加し4点差に詰め寄った。しかし五回裏、吉田北小は熊倉選手の適時二塁打で2点、さらに4年生の木村颯良選手の適時打で1点を追加し、2-9。大会規定で五回コールドゲームとなり試合終了。
吉田北小スピリッツは2年連続、2回目の優勝。応援団席は「(沖縄に)いってらっしゃ〜い!」と歓喜に沸いた。
[第⑥試合|決勝|5回コールド]
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |
小中川バファローズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | ||
吉田北小スピリッツ | 0 | 2 | 2 | 2 | 3× | 9 |
表彰式の挨拶で燕市の小林靖直教育長は「大変締まった、良い試合を見せていただいた」と両チームを讃え、吉田北小に対して「今年こそは、燕市で作った優勝カップを燕市に里帰りさせてほしい」と激励をした。
大会成績
大会成績は以下の通り。
優勝 | 吉田北小スピリッツ |
---|---|
準優勝 | 小中川バファローズ |
3位 | 燕Jr.ベースボールクラブスポーツ少年団 |
粟生津少年野球団・分水ジュニアベースボールクラブ |
表彰式後の取材に吉田北小の頓所勝則監督は「この3日間、優勝を目指し子供たちが一つになれた」、「決勝は上位から下位まで活躍してくれた。下位打線が本当に活躍してくれていい試合ができた」と喜び、「守備が下手」だが「取られたら取り返せ」と打ち勝つ野球で沖縄本大会に臨み「一つは勝ちたい」と抱負を述べた。
昨年の宮崎本大会にも出場し準優勝に貢献した江口晨(じん)主将は「去年に続き、優勝できてとても嬉しい」、「みんなでたくさん打って、しっかり守って優勝すること」と目標をあげた。決勝戦については「みんなで集中してチーム一丸になって勝つことができてよかった」、個人としては「最後(本塁で)アウトになってしまったけど、長打を打てて良かった」と喜んだ。
大会の様子
2024年7月15日(燕市吉田野球場)
[決勝]吉田北小スピリッツvs小中川バファローズ
表彰式
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