女子200m 優勝は秋澤理沙選手、準優勝は神園弥優選手
北信越高校総体陸上の最終日が6月16日、デンカビッグスワンスタジアムで開催され、女子200mで燕市出身の秋澤理沙選手(東京学館高2年)が自身が持つ新潟県高校記録を更新して優勝した。準優勝は神園弥優(みゆ)選手(敦賀高3年)。
北信越高等学校体育連盟などが主催の第63回北信越高等学校陸上競技対校選手権大会が6月13日から16日まで4日間の日程でデンカビッグスワンスタジアムで開催され、福井、石川、富山、長野、新潟県の高校156校、1300人の選手が全国高校総体出場を目指して競技した。
16日に行われた女子200mには燕吉田中学2年生の時に「全中」(全国中学校体育大会)陸上競技大会女子200mで優勝した秋澤選手が出場。前日の100mでは優勝できずに悔しい思いをしたが「もう勝つぞ」(秋澤選手)と気持ちを切り替えてレースに集中。予選25秒26、準決勝24秒82でトップ通過。決勝は6レーンを走行。前日の100mで敗北した神園選手が隣の7レーン。
「200mの方が出やすい」と話すスタートがうまくいくと「最初からガツガツ行けて、カーブ抜けてからもう自分の走りができた」。神園選手が先行したので「ちょっと走りやすかった」と第4コーナーの出口付近で勝利を確信。「とにかく1位」にこだわり「タイムは全然気にしなかった」が24秒24でフィニッシュ。5月の県高校総体で出した自身の新潟県高校記録を塗り替えた。
「(優勝と記録更新が)父の日のプレゼント!」と秋澤選手がプレゼントした相手は実父で東京学館新潟高校陸上部を指導する田村和宏監督。レースについて田村監督は「集中できてた。スタートからもいい動きでだった」と誉めた。中学3年生の時の怪我の影響で昨年はなかなか結果が出なかった。田村監督は「僕の方が引きずっていて」スピードを出すトレーニングを課すことにためらいがあると話し、そういう練習も少しずつとり入れていければ「23秒台も」と期待をしている。
順位 | 氏名 | 所属 | 所属地 | 記録 |
---|---|---|---|---|
1位 | 秋澤理沙 | 東京学館新潟 | 新潟 | 24秒24 |
2位 | 神園弥優(みゆ) | 敦賀 | 福井 | 24秒72 |
3位 | 宇野恵愛(めあ) | 北陸 | 福井 | 24秒82 |
4位 | 花澤 心(こころ) | 新潟商 | 新潟 | 24秒94 |
5位 | 齊藤亜海(あみ) | 長岡大手 | 新潟 | 25秒16 |
6位 | 宮澤 希(のぞみ) | 佐久長聖 | 長野 | 25秒20 |
7位 | 寺平祈愛(いのり) | 佐久長聖 | 長野 | 25秒50 |
8位 | 河野亜依菜(あいな) | 東海大諏訪 | 長野 | 25秒59 |
※6位までが高校総体の出場権を得た。 ※敬称略 |
北信越高校総体陸上女子200mの様子
2024年6月16日(デンカビッグスワンスタジアム)
女子200m予選
女子200m準決勝
女子200m決勝
表彰式
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