【カヌー】「ボートから落ちて気持ちよかった」ウォーターアクティビティ満喫 パドルスポーツ体験

パドルスポーツフェスタ

ラフティング、カヤック、SUP(スタンドアップパドリング)が三条の街中で体験できるイベント「パドルスポーツフェスタ」が9月2日に開催され、市民など200人程が来場、いま注目のウォーターアクティビティを楽しんだ。カヌースプリント世界選手権に出場したばかりの當銘孝仁選手(とうめたかのり・30)=アーネスト=も来場した。


三条市と一般社団法人三条市スポーツ協会主催の「パドルスポーツフェスタ」が2023年9月2日午前10時半から、信濃川と五十嵐川の合流点の三条市水防学習館で開催され、ラフティングやカヤック、SUPの無料体験会を実施した。

最高気温32.1度とこれまでの酷暑が一休みした2日、会場には大勢の家族連れなどが来場。申し込みを済ませた人はライフジャケットを着けて準備し、時間になると次々にカヤックなどに乗り込んで水上アクティビティを楽しんだ。

ゴムボートを数人で漕ぐラフティングのボートには1艇に体験参加者8人程がパドルを持って乗り込み、スタッフから前漕ぎを教えてもらい、パドルで漕いで川の上を進んでいった。途中、ボートを揺らす「アトラクション」で楽しんでいた。
母親と一緒に乗船した4歳の男の子は「ボートから落ちて気持ちよかった」。三条市総合型地域スポーツクラブりんぐるの会員の40歳代の母親は、イベントをラインの通知で知り親子で参加。「楽しかった」、「SUPにも乗ってみたい」と話した。

会場には2024パリオリンピックを目指す當銘選手応援ブースも設けられ、當銘選手オリジナル支援Tシャツの販売や活動支援の募金を募った。体験会参加者には、支援タオルや支援Tシャツ、キャプテンスタッグ提供のステッカー、カタログが当たる抽選券が配られ、Tシャツが当たった人に當銘選手がサインをしていた。

三条市スポーツ協会(中條耕太郎会長)は地域資源を活用しカヌーなどのパドルスポーツを通じて地域活性化を目指す事業として2017年から五十嵐川を漕ぎ下るイベントや体験教室を開催しパドルスポーツの普及に努めてきた。イベントのシンボリックアスリート、東京オリンピックカヌースプリント日本代表のプロカヌーアスリート當銘孝仁選手もイベントや体験教室に参加。2日も、ドイツの世界選手権大会に出場し8月29日に帰国したばかりの當銘選手がイベントに駆けつけた。

パドルスポーツフェスタの様子

2023年9月2日(三条市水防学習館(信濃川船着場))


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