【少年野球】ヤクルトスワローズカップは愛媛県松山市へ 松山市が3連覇

第10回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会

第10回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会が3年ぶりに開催され、愛媛県松山市が6度目の優勝。第6回、7回に続いての3連覇となった。

交流大会はスワローズのキャンプ地の愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市と、2011年から「つばめ」の名前つながりで連携事業がスタートした新潟県燕市の4市で2013年より少年野球の交流大会を開催している。本大会は4市が持ち回りで開催。第8回・沖縄、第9回・愛媛大会は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で中止となった。10回目の節目となる今大会は2022年11月12、13日、新潟県燕市のスポーツランド燕を会場に、燕市、松山市、浦添市、西都市の代表4チームが参加してトーナメント戦で優勝を争った。燕市からは7月に行われた燕市予選会で優勝をした南小(なんしょう)スターズが出場した。

11月の新潟は冬に向かって大荒れになることもあり天候が心配されたが、12日は快晴、13日も曇りながら試合中には雨も降らず大会日程を無事終了。1日目に2試合、2日目に決勝戦、3位決定戦を実施し、選手たちは熱戦を繰り広げた。
決勝は西都市対松山市の対戦。松山は1回に先制すると、4回、5回に追加点を挙げた。守っては西都を無失点に抑え、3大会連続、6回目の優勝を4-0の完封勝利で飾った。

南小スターズはモノづくりの町・燕市で作られた優勝カップを「里帰り」させると誓って大会に臨んだが惜しくも3位となり、目標には届かなかった。

試合結果は以下の通り。
[11月12日/第1試合|南小スターズ(燕)vs 西都市]5回コールド

チーム名 1 2 3 4 5 6
南小スターズ(燕) 2 0 1 0 0 3
西都市 3 0 1 3 10

[11月12日/第2試合|浦添市 vs 松山市]5回コールド

チーム名 1 2 3 4 5 6
浦添市 0 0 0 0 0 0
松山市 5 0 4 2 × 11

[11月13日/3位決定戦|南小スターズ(燕)vs 浦添市]

チーム名 1 2 3 4 5 6
南小スターズ(燕) 0 1 1 0 1 0 3
浦添市 1 1 0 0 0 0 2

[11月13日/決勝戦|西都市 vs 松山市]

チーム名 1 2 3 4 5 6
西都市 0 0 0 0 0 0 0
松山市 1 0 0 1 2 × 4
第10回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会成績
優勝 松山市
準優勝 西都市
第3位 燕市
第4位 浦添市

閉会式で鈴木力燕市長は「優勝決定戦、3位決定戦、いずれも緊迫した素晴らしいプレイで感動した。いずれこの中からヤクルト球団からドラフト指名がかかり神宮で大活躍してくれる(選手が出る)ことを夢見ている」、株式会社ヤクルト球団の衣笠剛社長は「松山市が3連覇。この3連覇にあやかってスワローズも来年リーグ優勝3連覇の夢を追いかけたい。みなさんは後輩に、4連覇あるいは優勝の夢を追いかけて頑張ってくれよ、と伝えてほしい」と挨拶を述べた。
閉会式終了後に4チームは燕市産業史料館を見学し、「タンブラー鎚目入れ」の体験をして交流を図った。

交流大会の様子

2022年11月13日(スポーツランド燕)

閉会式・表彰式

ヤクルトスワローズの山崎晃大朗外野手、太田賢吾内野手からノックを受ける選手たち

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