【カヌー】オリンピアン・當銘選手が高校生にスキルクリニック ダム湖のクリーン活動も

當銘孝仁選手によるスキルクリニック&大谷ダムクリーンレイク活動

東京2020オリンピックのカヌースプリント競技に出場した當銘孝仁選手(とうめたかのり・28)=三条市スポーツ協会=が、分水高校、万代高校のカヌー部の選手を指導した。クリニック終了後には大谷ダムの清掃活動も行った。


一般社団法人三条市スポーツ協会(野崎勝康会長)はスポーツ地域活性化事業「當銘孝仁選手によるスキルクリニック&大谷ダムクリーンレイク活動」を2021年11月14日、大谷ダムひめさゆり湖(新潟県三条市大谷)で開催した。同協会に所属するカヌースプリントの日本代表・當銘孝仁選手は代表合宿等で県外や海外で過ごすことが多く三条に滞在することは少ない中、11月は講演や企業回りのために20日間ほど滞在することから、県内の高校カヌー部の選手を対象にスキルクリニックを行った。

14日は分水高校、万代高校のカヌー部カナディアンの選手8人が當銘選手からほぼマンツーマンとなる直接指導を受けた。日本代表の黒いジャージ姿の當銘選手は「少しでも技術を盗んで欲しい。遠慮はいらないから分からないことはどんどん聞いて」と指導を行った。

陸上で、スタンスの取り方や押し手の使い方、引き手の使い方などフォームをチェック。足のつき方、使い方を説明して、フォームは横から見て、パドルと体のラインがアルファベットのAの字に見えるようにする基本の形「Aライン」を高校生がお互いにチェックした。

続いて、湖上での指導を行った。高校生がカヌーを漕ぎ、當銘選手が一人ひとりに「膝を前でキープするのはいい感じ」「握りを意識して」「引く時にパドルに水が吸い付くように、もっと水を押し出しているのを感じながら」「引き手で水をつかむように」などとアドバイスをした。


1時間半ほどのクリニック終了後には、紅葉狩りに訪れる観光客や釣り人等が気持ち良く過ごせるように大谷ダムのクリーン活動も行った。ゴミは少なかったがタバコの吸い殻を拾ったり、流木の片付け作業などを行った。

スキルクリニックの様子

2021年11月14日(大谷ダム)
陸上でのスキルクリニック


湖上でのスキルクリニック(写真提供/三条市スポーツ協会)

大谷ダムクリーンレイク活動(写真提供/三条市スポーツ協会)

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