新潟県の三条市総合型地域スポーツクラブ「りんぐる」のプログラム「運動あそび教室」に、東京オリンピックのカヌースプリント競技に出場した當銘孝仁選手(とうめたかのり・28)が登場。オリンピアンのサプライズ登場だったが、子供たちはほとんど誰も知らず、當銘「せんしゅ」と楽しく遊んだ。
運動あそび教室は小学1〜3年生、年中・年長の幼児を対象に年間22回、三条市体育文化会館で実施している。特定の競技に特化せず、あそびを通じていろいろな動きを学んで、おもいっきり体を動かすことを目的に三条市スポーツ協会のスタッフが指導をしている。
三条市スポーツ協会所属の當銘選手は2021年8月6日に東京オリンピックのレース出場後に三条に戻ってきていた。運動あそび教室には2〜3年前にも参加したことがあり、今回サプライズでの参加となった。8月17日午後5時半から始まったプログラムの冒頭で紹介されたが、子供たちはほとんど誰も知らず、体の大きいお兄ちゃんがきてるけど、といった感じ。愛称を當銘選手の選手から「せんしゅ」に決めてプログラムはスタート。
「せんしゅ」は近藤亮先生(愛称:こんちゃん)の補助として小学生グループでオニごっこやボールキャッチ、ボールを使った遊び、ディスクを使った遊び、ミニドッジボールなどを行った。どのゲームでも「せんしゅ」は「真剣にやらなきゃ、面白くない」と手加減なしの超真剣モードでで子供達と遊んだ。
オリンピアン・當銘選手のことは全く知らなかった嵐南小学校2年の芳賀渚花(なぎか・7)ちゃんは、せんしゅのことは「背が高くて、ボールを投げるのが上手だった」。2チームに分かれてディスクの裏表をひっくり返すゲームで作戦会議の後に「こんちゃん」が「せんしゅ」をゲームに参加できないように捕まえていたが、手を離したとたん「せんしゅ」が全力でひっくり返して、なぎかちゃんチームが負けて「悔しかった」、一緒に遊んで「楽しかった」と大満足の様子だった。
りんぐる運動あそび教室の様子
2021年8月17日(三条市体育文化会館)
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