第32回オリンピック競技大会(2020/東京)カヌー競技選手団壮行会
開会まで7日となった16日、カヌー競技に出場する選手等がオンライン壮行会で五輪への決意を述べた。スプリントに出場する當銘孝仁選手(とうめたかのり・28)=三条市スポーツ協会=は「貪欲にメダルを狙う」と誓った。
2021年7月16日午後6時から、東京2020オリンピック競技大会カヌー競技選手団壮行会がオンラインで開催された。日本カヌー連盟の成田昌憲会長は挨拶で、スラロームの選手たちに「押しも押されもせぬ世界一流で第一線で戦ってきた。東京では何もあせることはない」と実力を発揮することを期待し、スプリントの選手たちには、数々の選考会を戦ってきたことを労い、特にアジア選手権に出場した當銘・大城海輝ペアの戦いを「素晴らしい大接戦」と讃え、「オリンピックでも見たい感動だ」と述べた。
2016年リオ五輪の銅メダリストで4度目の出場となるスラロームの羽根田卓也選手は「東京オリンピックが決まってから8年、本当に長い間待ち侘びた」、「心地よい緊張感とワクワク感がある」とし「我々選手は全力を尽くしてスポーツの素晴らしさやいろいろなものを感じていただけるよう頑張ります」と決意を表明した。
オリンピック初出場の當銘選手は「チャレンジする立場なので貪欲に、出るからにはメダルを狙って頑張っていきたい」と誓った。
カヌー・スラロームは月25日〜7月30日にカヌー・スラロームセンター(東京都江戸川区臨海町)で、カヌー・スプリントは8月2日〜7日に海の森水上競技場(東京都江東区海の森)で行われる。
スラロームには羽根田卓也、足立和也、佐藤彩乃、矢沢亜季の4選手が、スプリントには當銘孝仁、松下桃太郎、水本圭治、藤嶋大規、宮田悠佑、久保田愛夏、小野祐佳、桐明輝子の8選手が出場する。
當銘選手が出場するスプリント・男子カナディアンシングル(C-1)1000mは、8月6日に予選・準々決勝、7日に準決勝・決勝が行われる予定。
▼カヌー競技選手団壮行会|YouTube
當銘選手のコメントは29分過ぎ
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