2021年5月31日、前日にカヌースプリント代表選考レースで優勝し東京オリンピック代表内定を決めたばかりの當銘孝仁選手(とうめたかのり・28)が帰条。所属先の三条市スポーツ協会ではミニ激励会を開催した。
日本カヌー連盟は5月30日、石川県小松市・木場潟カヌー競技場でカヌースプリント男子カナディアンシングル(C-1)1000mの東京2020オリンピック代表選手選考会決勝レースを実施。當銘選手ら9人が出場し開催国枠による代表1枠を賭けて戦った。
レースは當銘選手が序盤からリードしてリズムを作ると、500mでトップに立ちそのままゴール。世界で戦ってきた勝負強さを見せつけて2位に3秒差の1位でゴール。オリンピック代表内定を決めたばかり。
一夜明けて早速帰条し、滝沢亮三条市長を表敬訪問し結果を報告した。31日午後7時から三条市嵐南公民館で同協会の定時総会が予定されていたため急遽「ミニ激励会」を開催した。
野崎勝康会長は、朝早々に岩瀬晶伍事務局長から「見事、當銘が優勝です」と電話があり思わず家内と万歳をした、「1年以上続くコロナ禍で気が滅入っている中で勇気、希望を与えてくれる大きな出来事」、「オリンピックが開催された暁にはぜひ金メダルをめざしてがんばっていただきたい」と激励し激励金を贈った。
當銘選手は、「ようやく大きな舞台を掴むことができた」、三条市のスポーツ全体が少しでも活力がでてくれるよう「決勝(進出)やメダル、もっといいニュースを持ち帰ってこれるように頑張りたい」と東京オリンピックへの意気込みを語ると、出席していた役員等は大きな拍手で激励をした。
ミニ激励会の様子
2021年5月31日(三条市嵐南公民館)
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