【燕さくらマラソン】2年ぶりの大会に1,673人の県内ランナーが菜の花ラン

第32回燕さくらマラソン大会

日本さくら名所100選の新潟県燕市大河津分水の信濃川沿いを走るコースで燕さくらマラソン大会が開催された。今年は2,600本の桜並木の桜は散ってしまっていたが沿道に菜の花が咲く中、ランナーたちは自己ベストを目指して力走した。

第32回燕さくらマラソン大会(燕さくらマラソン大会実行委員会、燕市など主催)が2021年4月17日、大河津分水さくら公園(燕市五千石)を発着点とする燕マラソンコースで開催され、県内のランナーが力走した。大会は一昨年、30回を記念して名称を「燕さくらマラソン大会」としハーフマラソンやウォーキングコースを新設するなど大会をリニューアルした。昨年は新型コロナウイルスの感染症拡大で中止。2年ぶりとなる今大会は2月に参加者を新潟県内在住者のみに変更し、日本陸上競技連盟策定の「ロードレース再開についてのガイダンス」に従い新型コロナウイルス感染症対策をとって開催した。

競技はハーフマラソン、10km、3km、2km、ウォーキング5kmの5種目を実施。それぞれ783人、490人、170人、156人、74人、計1,673人のランナーが県内各地からエントリー。午前9時に3km、9時35分に10km、9時45分に2km、ハーフマラソンとウォーキングは10時15分にスタート。密を避けるため全体の開会式は行わず、各種目のスタート前にスタート式を行った。

3kmのスタート式で鈴木力燕市長は「桜もほぼ終わっているというコンディションだが幸い菜の花はみなさんを歓迎している。寒い中だが体調に気をつけて怪我なく、自己ベストを目指して頑張ってください」とあいさつし、鈴木市長のピストルの合図でスタートした。

ハーフマラソン優勝は小熊玲央さん

ハーフマラソンの優勝は新潟市中央区から出場した小熊玲央さん(24)。2回目のハーフマラソンだったが1時間9分52秒で自己ベストを更新。雨で体が冷えて後半(体が)動かなくなりきつかったが「地域のみなさんが応援してくださったので最後まで頑張って走ることができた」とインタビューに答えた。


部門別優勝者は以下のとおり。

燕さくらマラソン部門別優勝者
種目 部門 優勝者 タイム
ハーフマラソン 男子 高校生~39歳 小熊玲央 1:09:52
男子 40歳〜49歳 小島輝明 1:17:39
男子 50歳〜59歳 山本益央 1:20:36
男子 60歳以上 岩崎和広 1:21:24
女子 高校生~39歳 渡辺美紀 1:30:22
女子 40歳〜49歳 江部桃子 1:22:10
女子 50歳〜59歳 室岡智子 1:44:18
女子 60歳以上 田村悦子 1:57:38
10km 男子 高校生~39歳 村山知之 0:32:34
男子 40歳〜49歳 相澤泰隆 0:32:59
男子 50歳〜59歳 徳武 学 0:34:16
男子 60歳以上 塚田義一 0:40:11
女子 高校生~39歳 村山麻衣子 0:41:04
女子 40歳〜49歳 中村 恵 0:41:33
女子 50歳〜59歳 俵谷正美 0:48:36
女子 60歳以上 石栗志延 0:48:07
3km 男子中学生 宮腰 陽 0:09:54
女子中学生 細貝唯莉 0:11:13
男子 小学5・6年生 鈴木改汰 0:10:56
女子 小学5・6年生 石田夢桜 0:11:54
2km 男子 小学3・4年生 真島郁大 0:07:41
女子 小学3・4年生 笹川 幸 0:08:15
親子 瀧澤有香里・莉瑚 0:08:10

第32回燕さくらマラソン大会結果
種目別(部門別)全結果のダウンロード↓
感染症対策のため表彰式も行わず、賞状や副賞は後日、参加者に直接送付する。

燕さくらマラソンの様子

2021年4月17日(燕マラソンコース)


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