高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント
第45回全日本学童軟式野球大会5日目が8月17日、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟で実施され準決勝2試合が行われた。新潟県代表の三条市の旭スポーツ少年団は大阪府代表の長曽根ストロングスに敗れ、第3位となった。
「小学生の甲子園」と呼ばれるマクドナルド・トーナメントは全国約10,000チームの頂点を決める大会。47都道府県から全53チームが出場して、ことしは新潟市のハードオフエコスタジアム新潟など新潟県で開催された。
三条市の旭スポーツ少年団は新潟県代表として出場。2回戦で庄野シリウス(三重)に9-2、3回戦で田原本南(たわらもとみなみ)リトルヤンキース(奈良)に4-1、準々決勝で木屋瀬バンブース(福岡)に3-1で勝ち、準決勝に進出した。
準決勝の相手は7度の優勝を誇る大阪府代表の長曽根ストロングス。先攻・旭、後攻・長曽根で午前11時40分プレイボール。
一回表、旭は2死、走者なしから小柳有生(ともたか)選手が左中間超のエンタイトルツーベースでチャンスを作ると、今井咲太郎(しょうたろう)選手の適時打で先制。吉田結晴(ゆうせい)選手のタイムリー内野安打で1点を追加。藤田七音(なお)選手の左翼前安打で2死、二塁、一塁。一塁牽制球が逸れた間に二塁走者が生還して3点目。
長曽根の先発・谷脇蒼(あお)投手は二回以降立ち直り、二、三、四回を無失点。長曽根は二回裏に畑中零生(れい)選手の犠牲フライで1点を返す。
五回表に旭は敵失から加点。その裏、長曽根はDHの岡林優志(ゆうし)選手の適時打で追加点。
2点を追いかける六回裏、長曽根は三回から継投した小柳(有)を攻め立てる。先頭打者の山田蒼(あお)選手がレフト前安打で出塁。岩崎海斗(かいと)選手の左翼手頭上を越える打球がエンタイトルツーベースとなり1点差。森川壱誠(いっせい)選手が四球を選び、1死、二塁・一塁のチャンス。3番打者の月田拓斗(つきだたくと)選手はここで右中間を抜けるサヨナラ打を放ち、長曽根が決勝進出を決めた。
旭スポーツ少年団は、オール阿賀野ジュニアが10年前の第35回大会でベスト4に進出して以来の準決勝進出だったが、長曽根ストロングスに5-4で敗れ、第3位となった。
全日本学童軟式野球大会準決勝(旭-長曽根)の様子
2025年8月17日(ハードオフエコスタジアム新潟)
準決勝|旭スポーツ少年団(新潟)vs 長曽根ストロングス(大阪)
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