【全日本学童軟式野球大会】旭スポーツ少年団(新潟・三条)がベスト4に進出

高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント

8月16日、第45回全日本学童軟式野球大会4日目が新潟市のハードオフエコスタジアム新潟などで実施され準々決勝4試合が行われた。新潟県代表の三条市の旭スポーツ少年団は木屋瀬バンブース(福岡)に勝ち、初出場ながらベスト4に進んだ。

(投稿/2025年8月21日)

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大会は全国約10,000チームから勝ち抜いてきた強豪チームが出場し「小学生の甲子園」と呼ばれる夢の大会。ことしは新潟での開催となり、47都道府県から全53チームが出場しトーナメント戦を戦った。

新潟県三条市の旭スポーツ少年団は県大会で優勝、三条市の少年野球チームとしては初めて新潟県代表として出場した。
14日に庄野シリウス(三重)に9-2、15日に田原本南(たわらもとみなみ)リトルヤンキース(奈良)に4-1で勝ち、準々決勝に進出した。

準々決勝の相手は福岡県の木屋瀬バンブース。先攻・木屋瀬、後攻・旭で午前10時10分試合開始。

先制したのは木屋瀬。二回表、1死一・二塁から井上雄陽(ゆうひ)選手のレフト前適時打で1点を先制。一方、旭は三回裏、塚田晄人(あきと)主将の右翼超安打などで無死一・二塁の場面で相手投手が暴投。二塁走者が一気にホームに生還し同点に。さらに、今井咲太郎(しょうたろう)選手の中前2点適時打で逆転した。

旭は先発・小林楓(かえで)選手が2回を1点で抑え、三回から予定通り小柳有生(ともたか)選手が4回を投げ無失点。
旭は木屋瀬を3-1で降し初出場ながらベスト4に進出した。

[準々決勝|木屋瀬バンブース(福岡) VS 旭スポーツ少年団(新潟)]

チーム名 1 2 3 4 5 6  
木屋瀬バンブース 0 1 0 0 0 0   1
旭スポーツ少年団 0 0 3 0 0 ×   3

新潟県のチームがベスト4に進むのは、10年前の第35回大会でオール阿賀野ジュニアがベスト4に進出して以来。

試合後の取材に旭スポーツ少年団の高畑哲也監督は準々決勝を振り返り「先制されて、取り返してそれを守り切るという野球ができた」、三回に2点適時打を打った今井選手を「彼も打つべき時に必ず打ってくれる。それがベスト4までこれた力となった」と称えた。準決勝には「胸を借りるつもりで、恥ずかしくないゲームをしたい」と話した。

塚田主将は準々決勝を勝ったことを「新潟の過去最高のベスト4に並んだのですごく嬉しい」、三回に逆転した場面では「先頭(打者)が出てバンドが決められたので良かった」、準決勝は「この勢いで勝ちたい! バントで攻めて点を取りたい」。今井選手は打撃について「1回戦は3打数3安打、2回戦、3回戦もしっかりヒットを打てた。調子が上がってきている」、全試合一人でマスクを被る捕手では「投手の調子を考えたり、1球1球を考えてアウト、イン、高めなどを使い分けてリードをしている」とし、「ベンチでもすごく声が出ている」とチーム状態の良さを強調。「ベスト4の新潟県最高に並んだ。決勝に進んで県記録を抜きたい」と意欲を見せた。

全日本学童軟式野球大会準々決勝(木屋瀬-旭)の様子

2025年8月16日(ハードオフエコスタジアム新潟)
準々決勝|木屋瀬バンブース(福岡) VS 旭スポーツ少年団(新潟)


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