三條新聞社杯争奪県央地域選抜少年野球大会2025
8月2日・3日、三條新聞社杯争奪県央地域選抜少年野球大会2025が三条パール金属スタジアムで開催され、三条市代表の旭スポーツ少年団が連覇した。準優勝は弥彦村代表の弥彦ザ・ジェイ。
三条市民球場(現三条パール金属スタジアム)が完成した1995年に始まったこの大会は、県央地域少年野球の甲子園大会と呼ばれる憧れの大会で、新潟県の三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村、見附市のスポーツ協会で構成する県央スポーツネットワーク(中條耕太郎会長)が主催。各スポーツ協会から推薦された8チームが出場して8月2日・3日の2日間の日程で優勝を目指してトーナメント戦を戦った。
熱中症対策で最も暑くなる正午から午後3時頃を避けるように試合時間を設定。2回・4回終了時に5分程度のクーリングタイムを設けた。
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【野球】旭スポーツ少年団、月岡少年野球、弥彦ザ・ジェイ、小中川バファローズがベスト4
2日に予選4試合を行い、旭スポーツ少年団(三条市)、月岡少年野球スポーツ少年団(三条市)、弥彦ザ・ジェイ(弥彦村)、小中川バファローズ(燕市)が準決勝に勝ち進んだ。3日に準決勝2試合、決勝を行った。準決勝1は旭が月岡を10-5で降し決勝へ。準決勝2では弥彦が8-3で小中川に勝利し決勝へ進んだ。
決勝は、先攻が5回目の優勝を目指す弥彦、後攻は連覇を狙う旭が対戦。
一回、弥彦は西片鼓士郎選手の2塁打で先制のチャンスを作るもいかせず無得点。その裏、旭は今井咲太郎(しょうたろう)選手の走本塁打などで2点を先制。二回の裏にはライト前安打の藤田侑汰(ゆうた)選手をスクイズで返して追加点。
旭は三回に今井選手が満塁の場面でこの日2本目の走本塁打を放つなど、打者15人で11点の猛攻。四回にも3点をあげ、弥彦を突き放した。
[決勝|6回終了]
| チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |
| 弥彦ザ・ジェイ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| 旭スポーツ少年団 | 2 | 1 | 11 | 3 | 0 | × | 17 |
旭スポーツ少年団は2年連続、3回目の優勝。準優勝は弥彦ザ・ジェイ。第三位は月岡少年野球スポーツ少年団、小中川バファローズ。最優秀選手賞には旭スポーツ少年団の今井咲太郎選手、優秀選手賞には弥彦ザ・ジェイの大山十志郎選手が選ばれた。
| 優勝 | 旭スポーツ少年団 | 三条市代表 |
|---|---|---|
| 準優勝 | 弥彦ザ・ジェイ | 弥彦村代表 |
| 第三位 | 月岡少年野球スポーツ少年団 | 三条市代表 |
| 第三位 | 小中川バファローズ | 燕市代表 |
| 最優秀選手賞 | 今井咲太郎(しょうたろう)選手 | 旭スポーツ少年団 |
| 優秀選手賞 | 大山十志郎(としろう)選手 | 弥彦ザ・ジェイ |

県央地域選抜少年野球大会トーナメント表・全試合の結果のダウンロード↓
表彰式で中條会長は、「感動するプレー、最後まで諦めないプレーを見せてもらった。この大会が将来の自信になることを期待し、充実した野球人生に生かしてくれることを祈念します」と閉会のあいさつをした。
大会後の取材に旭スポーツ少年団の高畑哲也監督は「打つべき時に打つべき選手が打てた。要所、要所の送りバント、スクイズなどをしっかり決めることができたことがリズムを良くして、勝利につながった」と勝因を挙げた。新潟県代表として出場するマクドナルド・トーナメント(高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会、8月11日〜17日、ハードオフエコスタジアム新潟等)を見据えて、準決勝ででたミスからの失点を「なくしていきたい」。マクドナルド杯では「まずは初戦突破!」「勝てば14日にここ(三条パール金属スタジアム)での試合になるので、ここでもう1つ、もう2つ勝って、なんとかベスト4にはこぎつけたい」と全国大会での大暴れを狙う。
最優秀選手賞の今井選手は2本の走本塁打の1本目は「センター超えを打ててよかった」、2本目は「右翼手の頭を越えるような打球が打てたのですごくよかった」と、マクドナルド杯に向けて「調子がだんだん上がってきている」。
塚田晄人(あきと)主将は「マクドナルド杯県大会で優勝してから(チームの)雰囲気がいい。(大会では)みんなで取れるアウトをとって、心を一つにして優勝したい」と優勝を目標にあげた。
県央地域選抜少年野球大会決勝の様子
2025年8月3日(三条パール金属スタジアム)
決勝戦 弥彦ザ・ジェイ-旭スポーツ少年団
表彰式
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