JVA第45回全日本小学生バレーボール大会新潟県大会
6月に柏崎市総合体育館などで行われた第45回全日本小学生バレーボール大会新潟県大会混合の部で優勝した新潟県三条市のバレーボールチーム「こだまジュニアクラブ」が、滝沢亮三条市長を表敬訪問し全国大会出場を報告した。
こだまジュニアクラブは1995年創部で小学1年生から6年生までの男女混合バレーボールチーム。三条市全域を対象としているが現在は大崎学園が9人、西鱈田小学校が1人、計10人の児童が大崎学園で練習をしている。
6月28・29日に柏崎市総合体育館などで行われたJVA第45回全日本小学生バレーボール大会新潟県大会混合の部に県央地区代表として出場し、五泉JVC、阪之上ブルースカイの3チームでリーグ戦を戦い、1セットも落とさずに優勝して全国大会出場を決めた。
男子が赤、女子が黒のユニホーム姿の選手10人と刈屋俊人監督、刈屋夏姫コーチ、保護者等が7月17日午後4時45分頃、市役所正面玄関から入場すると、小学1年生の選手も並んで歩く姿に出迎えの市職員からは「かわいい〜!」の声。
第一会議室に滝沢市長を表敬訪問し刈屋俊人(としひと)(38)監督は「県大会混合の部で2年ぶり2回目の優勝を果たし、全国大会の出場権を獲得しました。8月4日から東京都の京王アリーナTOKYO等で開催される全国大会に出場してまいります」と喜びの報告。
滝沢市長は「県大会の優勝、全国大会出場おめでとうございます。2年ぶりの素晴らしい報告で大変嬉しい」と歓迎。
市長は、身長が高くない私が言うのもなんなんですが、と断りながら「背の高い小学生がいっぱいいるのかと思っていた。みなさんコンパクトなチームですね」と身長のことを話題にすると、身長138cmの刈屋旬人(しゅんと)主将(大崎学園6年)は「身長はないですが“拾って繋ぐ”というところが強みです」とキッパリ。
全国大会の目標について刈屋主将は「1つでも上の順位に行って決勝トーナメントに行きたい!」。他の選手たちは「日本一あきらめの悪いバレー(ボール)をして全国大会で一つでもいい結果を出せるように頑張りたい」「つないでつないで諦めが悪いチームで頑張りたい」「コートの中では諦めないで笑顔で思いっきり楽しみたい」「1本でも多くのスパイクやサーブを拾いたい」「ほぼほぼ応援だけど、出るチャンスがあったらサービスエースをとって頑張りたい」「応援を一生懸命ガンバること」などと答えた。
市長がみんなで揃えた掛け声をリクエストすると、選手たちは日本代表がする掛け声を「いーっ、よーー!」と大きな声を揃えると、同席した職員からおぉ〜、と感嘆の声が上がった。
最後に市長が全国大会での活躍を祈り刈屋主将に激励金を手渡し、記念撮影をして15分程で表敬訪問を終えた。
表敬後の取材対応で刈屋監督は目標を「ベスト8」とし、「勝つチャンスもありそうだが、県外のチームがわからない」と情報がない関西、九州勢のチームを警戒。「まず、サーブで崩す。守備はずっと鍛えてきているので、高さがない分、守って守って相手が失敗すれば点が入るのでとにかく守って勝つ」と県大会での戦い方を全国でも貫く方針。
刈屋主将は「とても嬉しかった。絶対優勝したいと思っていたので、優勝した瞬間はとても安心した」と県大会で優勝した時の気持ちを答えた。
JVA第45回全日本小学生バレーボール大会全国大会(日本バレーボール協会等主催)は8月4日〜7日、東京都の京王アリーナTOKYO等で開催され、混合の部には全国から50チームが出場し、5日・6日にグループ戦、7日に決勝トーナメントを戦う。こだまジュニアクラブは前回出場の2023年は4戦全敗だった。
表敬訪問の様子
2025年7月17日(三条市役所)
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