第36回燕さくらマラソン大会
新潟県燕市の信濃川大河津分水の桜が立ち並ぶ堤防に設定された燕さくらマラソンコースを走る燕さくらマラソン大会が4月12日に開催され、過去最高の1891人のランナーが疾走。4大会連続五輪出場、世界選手権女子マラソン銅メダリストの福士加代子さんと一緒に笑顔のランを楽しんだ。
第36回燕さくらマラソン大会(燕さくらマラソン大会実行委員会、燕市、(一財)燕市スポーツ協会主催)が4月12日、大河津分水さくら公園(燕市五千石)を発着点とするリバーサイドコースで、ハーフマラソン(日本陸上競技連盟公認コース)、10km、3km、2km、5kmウォーキングの5種目を設定。それぞれ1033人、431人、174人、158人、95人、過去最高となる1891人がエントリー。午前9時に3km(中学生)、9時5分に3km(小学生)、9時35分に10km、9時45分に2km、ハーフマラソンとウォーキングは10時15分にスタートした。
午前9時の気温は10.1度(アメダス三条)、スタート時には小雨が降っていたが、次第に止んだ。
「日本さくら名所100選」の堤防沿いの桜並木はソメイヨシノが満開。沿道では「桜すごいよねぇ〜!」とスマホで記念撮影をしながら、選手たちに「頑張れ〜!」「ラスト」と応援していた。
ゲストランナーはリオ・ロンドン・北京・アテネの4大会連続オリンピックに出場、世界選手権女子マラソン銅メダリストの福士加代子(ふくしかよこ)さん(43)。福士さんは小学5・6年生と一緒に3kmを笑顔で走った。
レース後の取材に福士さんは、開口一番「ちっちゃい子が頑張っとるわ〜。親たちの声援があればこんなに頑張れるのかってね。すごいね。ゴールになると、みんなダッシュで行くし、偉いわぁ〜」と褒めまくり。桜満開のコースに「あれは本当、最高!」。新潟県には、友人のランニングクラブチームに「去年、1回走りにきた」ほか日本選手権や全日本大会などで何回かきていて、「(新潟は)いいとこよね、へぎそば食〜べよ!」とかなりの新潟通のようだ。
いつも笑顔の福士さんは参加者から記念撮影を求められ、列ができていた。
ハーフマラソン優勝は高井竜太さん
ハーフマラソン(男子高校生~39歳)は新潟市西蒲区から2回目の出場の高井竜太さん(26)が1時間9分47秒で初優勝。3年前に出場した前回は4位だったので「今回優勝できてよかった」。中学・高校と陸上部で、社会人になってまた走りはじめた高井さんは、先週は角田山一周ハーフマラソン、来週は見附の大会の三連戦に挑み「そこ頑張ろうかなと思います」と話した。
部門別優勝者は以下のとおり。
種目 | 部門 | 優勝者 | タイム(ネット) |
---|---|---|---|
ハーフマラソン | 男子 高校生~39歳 | 高井竜太 | 1:09:47 |
男子 40歳〜49歳 | 南波佑輔 | 1:14:12 | |
男子 50歳〜59歳 | 渡邊淳一 | 1:18:00 | |
男子 60歳以上 | 岩崎和広 | 1:27:55 | |
女子 高校生~39歳 | 渡辺美紀 | 1:27:24 | |
女子 40歳〜49歳 | 鈴木理佳 | 1:27:56 | |
女子 50歳〜59歳 | 腰越優美子 | 1:39:35 | |
女子 60歳以上 | 神田知恵子 | 1:50:42 | |
10km | 男子 高校生~39歳 | 竹内柊羽 | 0:32:53 |
男子 40歳〜49歳 | 橘 慎一 | 0:33:09 | |
男子 50歳〜59歳 | 佐藤耕三 | 0:36:17 | |
男子 60歳以上 | 稲波宏幸 | 0:38:03 | |
女子 高校生~39歳 | 渥美莉紗子 | 0:35:51 | |
女子 40歳〜49歳 | 昆 美幸 | 0:39:14 | |
女子 50歳〜59歳 | 中村 恵 | 0:39:09 | |
女子 60歳以上 | 小林美弥子 | 0:46:33 | |
3km | 男子中学生 | 近藤 嶺 | 0:09:17 |
女子中学生 | 舟田苺禾 | 0:11:19 | |
男子 小学5・6年生 | 渡辺瑛斗 | 0:10:25 | |
女子 小学5・6年生 | 富澤椛梨 | 0:11:40 | |
2km | 男子 小学3・4年生 | 長谷川想祐 | 0:08:02 |
女子 小学3・4年生 | 佐藤葵依 | 0:07:32 | |
親子ペア | 藤井博史 | 0:09:01 |
燕さくらマラソンの様子
2025年4月12日(燕さくらマラソンコース)
3km(中学生・小学生)
2km(小学3、4年・親子ペア)
10km
ハーフマラソン
ウォーキング
表彰式
記念撮影
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