【大相撲】秋巡業大相撲三条場所10月5日開催 4日の土俵作りは見学可能

大相撲三条場所には横綱・照ノ富士、大関の琴桜、豊昇龍、大の里も帯同

「令和6年秋巡業 大相撲三条場所」が10月5日、三条市体育文化会館で行われる。巡業を前に松ケ根親方(元幕内玉力道)が10月2日、三条市役所を訪れ「新大関もそうですけど、本場所は休場した横綱も帯同してますのでお客さまには喜んでもらえんるんじゃないか」と語った。

(投稿/2024年10月2日)

9月の秋場所後の秋巡業で、三条市では45年ぶりとなる開催。幕内力士をはじめ親方衆や行司など総勢約200人が来条する予定。5日は取組だけでなく、土俵上で力士が歌い上げる「相撲甚句」、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をコミカルに実演する「初っ切り」など午前9時の公開稽古から午後3時の弓取式まで本場所では 見られない一味違った見どころたっぷりの内容。会場は三条市体育文化会館(新潟県三条市荒町二丁目1番3号)。

4日には木製の枠に約8トンもの土を盛って土俵作りが行われる。「呼出」を中心に「小タコ」「大タタキ」と呼ばれる専用の道具を使って行われ、普段見ることができない職人の技が詰まった作業の様子を誰でも見学が可能。時間は午前11時〜正午、午後1時〜2時(予定)。

2日、市長室に松ケ根親方を迎えた滝沢亮三条市長は「新潟県はちょうど今、いいタイミングで(相撲の話題で)盛り上がってます」と新潟県糸魚川市で中学・高校の6年間を過ごし、大相撲秋場所で2度目の幕内優勝を果たし大関に昇進した『大の里』の話をすると松ケ根親方は「新大関もそうですけど、本場所は休場した横綱も帯同してますのでお客さまには喜んでもらえんるんじゃないか」と大相撲ファンには嬉しい情報を話した。

前日の夜に三条入りする巡業一行は、いつもならホテルで食事をとるが「夜くらいから街中に入ってきます。三条市の街中でお金を落とすようにということで」と親方が話すと、市長は「4日の夜は(街には)お酒が残ってないですね」と嬉しそうに応じた。

市長が「三条市は土俵がある体育館があって、そこで、小学校一年生のときに相撲大会に出まして、3人抜きをした」と相撲自慢。松ケ根親方は「小さい頃は相撲に関わっていた人たちも、学年が上がってくると野球とかサッカーに取られてしまって」と少子化の影響を吐露しながらも「大の里の活躍もありますし、若手が今増えてきてる」と新大関の活躍に期待した。

面会後、F-SPOの取材に松ケ根親方は「巡業には横綱・照ノ富士、大関の琴桜、豊昇龍、大の里などが帯同していて出場予定だが、怪我とかあるかもしれないので必ずとは言えない」と説明した。
チケットはほぼ完売しているが、問い合わせはNSTイベントインフォメーション(TEL025-249-8878)へ。
令和6年秋巡業大相撲三条場所チラシ
秋巡業大相撲三条場所チラシのダウンロード↓


Comments are closed