【サッカー】「語り継がれる非常にレベルの高い」決勝戦を制した長岡JYFCが初優勝 マルソーカップ

マルソーカップ第22回新潟県キッズサッカー大会

マルソーカップキッズサッカー大会県大会決勝が9月23日、デンカビッグスワンスタジアムで行われ、長岡JYFC U-12がアルビレックス新潟U-12を延長の末に3-2で下し、初優勝を決めた。準優勝はアルビ新潟、3位はUNITE新潟FC、FC大和ジュニオルス。

(投稿/2024年10月1日)

マルソーカップ第22回新潟県キッズサッカー大会(新潟県サッカー協会・BSN新潟放送主催)は小学4年生以下(U-10)を対象にした大会。県内の112チームが出場。県内4地区の代表24チームが県大会に出場し、9月7日に予選リーグ、23日に決勝トーナメント(決勝T)、フェニックストーナメント、フレンドリートーナメントの順位別トーナメントを実施した。

予選リーグの結果、決勝Tに進んだのはUNITE新潟FC、アルビレックス新潟U-12、長岡JYFC U-12、ジェス新潟東SC、グランヴォーチェ柏崎U-12、FC大和ジュニオルス、五泉DEVA U-12、bandai12ジュニアの8チーム。
長岡JYは準々決勝でジェスを3-2、準決勝でUNITEを5-0で下して決勝へ。一方、アルビ新潟は準々決勝でbandai12に2-0、準決勝でFC大和に3-2で勝利し決勝へ進んだ

決勝戦は長岡JY対アルビ新潟

ビッグスワンスタジアムの芝生ピッチに特別フィールドを設営して行われた長岡JY対アルビ新潟の決勝戦は午後2時半にキックオフ。
アルビは前半出だしから長岡JYゴールに迫り積極的にシュートを打つが決まらない。前半8分、長岡JYはボールを奪うとDFの裏を狙うパス。長岡JY#9がうまく抜け出し、ゴール左を狙って浮かせるシュート。これが決まり、長岡JYが先制。前半は長岡JY 1-0 アルビ新潟で折り返す。
後半は、両チームとも相手にボールを奪われたらすぐに取り返しにいく、緊張感のある展開。ゴールポストやクロスバーに当たる惜しいシュートがあったり、お互いにシュートを打たれたらすぐにカウンターを繰り出し、相手ゴールまで迫る白熱した試合を繰り広げるが得点なし。このまま長岡JYが逃げ切るかと思われた後半13分、アルビ#28がDFをかわして同点ゴール。そのまま後半が終了し1-1の同点で、前後半各5分の延長戦へ突入。

延長前半の開始早々、長岡JYにFKのチャンス。長岡JY#12が直接狙ったボールがゴールに吸い込まれ勝ち越し点。延長前半3分にも長岡JY#5が追加点を決めて2点差に。負けられないアルビも激しく攻め、4分に#36がシュートを決めて1点差。延長後半もお互いに球際激しく競り合い、ボールを取られてもすぐに取り返しに行く緊張感のある攻防が続くが追加点なく、そのままタイムアップ。長岡JY 3-2 アルビ新潟で長岡JYが優勝を決めた。

マルソーカップ第22回新潟県キッズサッカー大会成績
優勝 長岡JYFC U-12
準優勝 アルビレックス新潟U-12
第3位 UNITE新潟FC
第3位 FC大和ジュニオルス
MVP 高橋陸斗選手(長岡JYFC U-12)

マルソーカップ第22回新潟県キッズサッカー大会結果
マルソーカップ決勝トーナメント表・大会結果のダウンロード↓

表彰式で新潟県サッカー協会の金子玄益理事は決勝戦について「新潟県の少年サッカーの歴史上、語り継がれる非常にレベルの高い試合」だと讃えた。特別協賛のマルソー株式会社渡邉雅之代表取締役社長は「特別協賛をさせていただいて今年で4回目。本当に協賛させていただいてよかったと私の方が皆さんに感謝を申し上げたい」、「大人顔負けの素晴らしいプレーの数々。皆さんの中から1人でもプロの選手が出ることを切に願っている」と挨拶をした。

BSN・TVの優勝インタビューで長岡JYFCの小川遥翔キャプテンは「初優勝ができてすごく嬉しい」と喜び、どんなチームにしていきたいですか、と質問されると「元気のある、強度の高いチームをつ作り上げたい」と答えた。MVP(マルソー優秀プレイヤー)の高橋陸斗選手は「世界一のストライカー」を目指すと宣言。大崎成樹監督は「アルビさんがものすごく素晴らしいチームなので、かなり苦しい時間が続いたが、いい時間だった」と決勝戦を振り返り、チームについては「キャプテンシーがある選手がものすごい渋滞してるような素晴らしいチームで、私なんて必要ないぐらいみんなが声を掛け合って、勝つために必死なチームです」と述べた。

中越県央ブロックから出場したJドリーム三条と分水FCJrの2チームは予選リーグの結果、下位トーナメントに進んだ。フェニックストーナメントに進んだJドリームは1回戦でFC五十公野に0-0(PK戦 3-2)、準決勝でFC荻川Tesoroに2-0に勝ち、決勝に進んだが決勝でグランセナ新潟FCジュニアに0-5で敗れた。
分水FCはフレンドリートーナメントに進み、1回戦でFORZA魚沼サッカークラブに1-0で勝利したが準決勝で白根ジャガーズFCに0-0(PK戦 3-2)で敗れた。

マルソーカップ決勝トーナメントの様子

[準決勝]FC大和ジュニオルスvsアルビレックス新潟U-12


[準決勝]UNITE新潟FCvs長岡JYFC U-12

[決勝]長岡JYFC U-12vsアルビレックス新潟U-12

表彰式

記念撮影

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