【少年野球】吉田北小スピリッツが15年ぶり2度目の優勝

三條新聞社杯争奪県央地域選抜少年野球大会2023

三條新聞社杯争奪県央地域選抜少年野球大会2023の準決勝、決勝が7月30日、三条パール金属スタジアムで行われ、燕市代表の吉田北小スピリッツが優勝した。15年ぶり2度目の制覇。

三条市民球場(現三条パール金属スタジアム)が完成した1995年に始まったこの大会は、県央地域少年野球の甲子園大会と呼ばれる憧れの大会で、新潟県の三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村のスポーツ協会で構成する県央スポーツネットワーク(中條耕太郎会長)が主催し、各スポーツ協会から推薦された9チームが出場して7月29日・30日の2日間の日程で優勝を目指してトーナメント戦を戦った。

大会成績・結果

29日に予選5試合が行われ、旭スポーツ少年団、弥彦ザ・ジェイ、吉田北小スピリッツ、南小スターズが準決勝に勝ち進んだ。30日の準決勝1は弥彦が連覇を狙った旭を3-1で降し決勝へ。準決勝2では吉北が13-0、3回コールドで南小に勝利し決勝へ進んだ。
[準決勝-1|5回時間切れ]

チーム名 1 2 3 4 5 6
弥彦ザ・ジェイ 2 0 0 0 1 3
旭スポーツ少年団 0 0 0 1 0 1

[準決勝-2|3回コールド]

チーム名 1 2 3 4 5 6
南小スターズ 0 0 0 0
吉田北小スピリッツ 7 6 × 13

決勝戦は先攻、第14回大会優勝の吉田北小スピリッツ、後攻は5回目の優勝を狙う弥彦ザ・ジェイで午後零時35分頃プレイボール。1回、吉北は頓所莉空(りく)選手の走本塁打で3点先制。弥彦は1回に2点、2回にも2点をあげて逆転。吉北は4回に弥彦の先発・五野上珀(ごのうえはく)投手を攻め、江口晨(じん)選手の走本塁打などで5点を追加し逆転。代わった本間樂(らく)投手からも4点を加点、打者12人の猛攻。その裏、弥彦は適時打で1点を返すが8点差は追いつけず試合終了。吉北が12-5で勝利した。
[決勝|4回時間切れ]

チーム名 1 2 3 4 5 6
吉田北小スピリッツ 3 0 0 9 12
弥彦ザ・ジェイ 2 2 0 1 5

吉田北小スピリッツは15年ぶり2度目の優勝。準優勝は弥彦ザ・ジェイ。第三位は旭スポーツ少年団、南小スターズ。最優秀選手賞には吉田北小スピリッツの頓所莉空投手、優秀選手賞には弥彦ザ・ジェイの大谷凉介選手が選ばれた。

大会成績
優勝 吉田北小スピリッツ 燕市代表
準優勝 弥彦ザ・ジェイ 弥彦村代表
第三位 旭スポーツ少年団 三条市代表
第三位 南小スターズ 燕市代表
最優秀選手賞 頓所莉空(りく)投手 吉田北小スピリッツ
優秀選手賞 大谷凉介選手 弥彦ザ・ジェイ

大会後の取材に吉田北小スピリッツの頓所勝則監督は、去年、一回戦で旭スポーツ少年団にサヨナラ負けをして「みんな大泣きして、優勝しようと言っていた」と少し涙ぐみながら話し、「頑張ってくれた。頼もしくなった」と優勝を噛み締めた。優勝候補と言われたプレッシャーの中で「旭さん、弥彦さんと決勝まであたらなければなんとかなるかな」と考えていた通りの展開になった。「県でも相当いいバッテリーだと評判」の弥彦の五野上投手、大谷捕手バッテリーを打ち崩し、4回に9点を取った猛攻は「五野上投手を(投球制限球数の)70球で降ろしてしまえばなんとかなるから、1点とって追いつこう」と「早打ちしないで粘った」結果で「成長が良く見えた大会だった」と選手を褒めた。

涌井悠平主将は決勝戦について「最初は負けそうになったけど、みんなが打ってくれたおかげで勝てました」、4回の猛攻は「みんながいいバッティングをしていたのでよかった」とチーム力の勝利を喜んだ。

決勝戦の様子

2023年7月30日(三条パール金属スタジアム)
決勝戦 吉田北小スピリッツvs弥彦ザ・ジェイ

表彰式

 

写真等の掲載について⇒
プライバシーポリシーのページへ⇒


Comments are closed