【野球】「今年もてっぺん目指して頑張ろう」三条野球連盟開幕式

令和5年度三条野球連盟開幕式

新潟県三条市の三条野球連盟(大山強一会長)は2023年4月16日午前9時から、三条パール金属スタジアムで令和5年度三条野球連盟開幕式を開催し、続いて市長杯大会の試合を行った。待ちに待った野球シーズンが始まった。


未明から早朝にかけて激しい雨が降ったため選手は外野の芝生の上に集合。「令和5年度三条野球連盟開幕式 球春到来 歓迎歓迎」「祝WBC優勝 大谷は偉い、吉田も偉い」「今年もてっぺん目指して頑張ろう」と点灯したスコアボードを背に、スタジアムのセンターを中心に55チームが整列。神子島新一副会長が開式を宣言し、昨年度行われた市長杯、会長杯、市民体育祭大会の優勝旗・優勝杯を返還。

大山会長は、「野球は生涯スポーツ。しかし子供たちなど野球をする人が少なくなっている」ことから「三条市や関係団体と連携しながら野球の普及に取り組みたい」とし、6月の高校野球交流会では少年野球の野球教室も行うので「注目してほしい」と求め、連盟主催の3大会では「地区大会、県大会、全国大会を目指して頑張ってほしい」と挨拶をした。

来賓の滝沢亮三条市長に代わって村上正彦三条市福祉保健部長が「野球などスポーツの良いところは人と人との交流。チームで絆を深め、相手チームと交流をする。この人と人との輪が広がって地域社会のより良い発展につながっていく。皆さんの活気あるプレイで三条の振興を後押しして欲しい」とあいさつ。阿部銀次郎三条市議会議長は「WBCでの日本の活躍が素晴らしい感動をもたらしてくれた。皆さんも三条市に感動を与えて、豊な人間生活を作って欲しい」と激励。

三条市スポーツ協会の中條耕太郎会長は「50を超えるチームが参加する県内でも有数な野球の舞台が皆様によって続いていることは素晴らしい。やっと声を出して元気にプレイができる、見ることができる。皆さんの熱いプレイ、感動するプレイに期待している」と祝辞を述べた。

小柳秀之審判長のあいさつに続いて、永年審判員(10年)の細野孝夫さんを表彰。三条信用金庫の佐藤望主将が「待ちに待った野球シーズンがいよいよ開幕します。先月行われたWBCでは侍ジャパンが日本中に感動を巻き起こしました。我々も侍ジャパンとしてチーム一丸となって最後まで諦めず戦うことを誓います」と選手宣誓。岸本良一副会長の閉式宣言で開幕式を終了した。

続いて市長杯大会に入り、B2クラス1回戦、北陸工業対O・Y・Sクラブの試合で始球式が行われ、中條会長が打席に立ち、マウンドの阿部議長が捕手をつとめる三条野球連盟の高坂登志郎顧問に向かって投球。見事なストライクを決めて試合開始となった。

三条野球連盟では上位大会の予選も兼ねた市長杯大会、会長杯大会、市民体育祭大会の3大会を主催し、加盟チームは4クラスに分かれて各大会で優勝を争う。連盟にはかつて127チームが加盟していた時期もあったが徐々に減少、平成29年は75チーム、平成30年には67チームとなり、今年度は昨年から4チーム増えて55チームが加盟登録した。

令和5年度三条野球連盟開幕式・市長杯の様子

2023年4月16日(三条パール金属スタジアム)
開幕式


市長杯大会(B2クラス1回戦|北陸工業対O・Y・Sクラブ)

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