三條新聞社杯争奪県央地域選抜少年野球大会2022
県央選抜少年野球大会2022が2022年7月30日・31日、三条パール金属スタジアムで開催され、大会史上はじめてとなった三条代表同士の決勝戦は旭スポーツ少年団が一小スターズを降し初優勝した。
三條新聞社杯争奪県央地域選抜少年野球大会2022(県央スポーツネットワーク主催)は三条市民球場(現三条パール金属スタジアム)が完成した1995年に始まった大会で、県央地域少年野球の甲子園大会と呼ばれ、憧れの大会として歴史を刻んできた。
大会には三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村の各スポーツ協会から推薦された9チームが出場して優勝を目指してトーナメント戦を戦った。
出場したのは▽田上ベースボールクラブ(田上町代表) ▽弥彦ザ・ジェイ(弥彦村代表) ▽一小スターズ(三条市代表) ▽南小スターズ(燕市代表) ▽西小野球団隼クラブ(三条市代表) ▽吉小キッズ(燕市代表) ▽石川ビクトリーズ(加茂市代表) ▽吉田北小スピリッツ(燕市代表) ▽旭スポーツ少年団(三条市代表)の9チーム、159名。
大会成績・結果
30日の最高気温は34.3度、31日は同34.9度(アメダス)と2日間とも猛暑日スレスレとなる中でも、選手たちはキビキビした動きを見せ、優勝を目指して熱い戦いを繰り広げた。
31日午後1時過ぎに始まった決勝は旭スポーツ少年団対一小スターズの対戦。大会史上初めてとなる三条市代表同士による決勝戦となった。先攻・旭が初回に4点を先制すると、その裏、一小も打者一巡の猛攻で逆転し4-6。旭は2回、3回にも2点ずつ加点し再逆転。4回には10点のビッグイニングで試合を決めた。優勝は旭スポーツ少年団、準優勝は一小スターズ、第三位は南小スターズ、石川ビクトリーズ。
優勝 | 旭スポーツ少年団 | 三条市代表 |
---|---|---|
準優勝 | 一小スターズ | 三条市代表 |
第三位 | 南小スターズ | 燕市代表 |
第三位 | 石川ビクトリーズ | 加茂市代表 |
最優秀選手賞 | 鳥羽駿選手 | 旭スポーツ少年団 |
優秀選手賞 | 鈴木飛輝(とき)選手 | 一小スターズ |
大会結果(トーナメント表・イニングスコア)のダウンロード↓
閉会式で県央スポーツネットワークの中條耕太郎会長(三条市スポーツ協会会長)はあいさつで、「皆さんが一生懸命プレイする姿を見て感銘を受けた。大きな声を出して一生懸命プレイする姿、積極的なバッティング、走塁、たとえエラーをしてもベースカバーに入ったり全力で全員で野球をしている姿が素晴らしかった。」と褒めたたえた。
大会後のF-SPOの取材に旭スポーツ少年団の高畑哲也監督は「お互いに緒戦でエースピッチャーを使い切った中で、取って取られての試合になった。4回に10点取れたことが勝利につながった」、「とにかく子供たちが頑張ってくれたことに尽きる」と話し、目立った積極的な走塁については「1個先、2個先を狙って走塁はするもの」と指導していることを選手たちが実践できている。鳥羽駿キャプテンは初優勝の気持ちを「最高です!」と喜び、チームとしては「みんなで粘り強く、みんなで勝って優勝できたこと」、個人としては「準決勝でのサヨナラヒット」がよかったとした。
大会の様子
2022年7月31日(三条パール金属スタジアム)
決勝戦 旭スポーツ少年団-一小スターズ
表彰式
Comments are closed