新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」の開館に合わせて、2022年7月24日に三条市体育文化会館(体文)で「体文まるごとフェスタ」が開催され、大道芸やマジックショー、アリーナ無料開放、キッズプレイランドなど様々なイベントが多くの人出でにぎわった。県央地区では初めてとなる“ブレイキン”のダンスバトルはパリオリンピックの正式種目とあって注目が集まった。
フェスタはバルーンアート・ジャグリング・けん玉の大道芸、マジックショー、ブレイキンバトル、アリーナ無料開放、キッズプレイランド、まちごと美術館、ボードゲーム広場など様々なイベントを行なった。屋外広場にはキッチンカーも出店した。
なかでも注目を集めたのがパリオリンピック正式種目のブレイキンバトル。
“ブレイキン”は1970年代にニューヨークブロンクス地区の路上で生まれたストリートダンス。2024年パリオリンピックの新競技にも採用され、日本は世界大会でも優勝するほどの強豪国でパリ大会では金メダルも期待されている。ブレイクダンスとも言われる“ブレイキン”の凄技を間近で披露するショーケースや賞金を賭けたダンスバトルが行われた。
“ブレイキン”は屋外広場にマットを敷いた特設ステージで、DJの流す音楽に乗せて1対1で交互に踊りを見せ合いバトル。小学校高学年から30代までの16人が優勝を目指してトーナメント戦を戦った。ステージの周りに集まった観客からは、ウインドミルやフリーズが決まると思わず「ナイス!」「やば!」。通りの激しい体文の一角で行われているイベントを見ながら進む車もあった。
「間違いなく県内トップの内容のバトル」とMCが興奮気味に伝えた決勝戦を制したのはEIgHT(エイト)さん。「友達も来てるんでいいところを見せられてよかったです」と控えめな優勝コメント。山本秀人館長から賞金が贈られた。
ブレイキンバトル結果のダウンロード↓
ジャッジを務めた夏目和美さんはブレイキンを広めることを目的に活動する団体「Relationship.NIIGATA」の代表。新潟県のトップブレイクダンスチームBEFEEMOSSの代表で、新潟県ダンススポーツ連盟ブレイキン部会長でもある。
夏目さんはF-SPOの取材に「思っていた以上に観客が来てくれた」と喜び、「面白いバトルが多かった。決勝に近づくほど1個1個のクオリティ、動きの完成度が重視されるシビアな戦いができていた」と話し、決勝戦は「技が成功した、しなかっただけではなく、出る瞬間から終わるところまでトータルでカッコイイダンスを表現していた」とジャッジポイントを解説した。
体文まるごとフェスタの様子
2022年7月24日(三条市体育文化会館)
ブレイキンバトル
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