【柔道】コソボ杯最優秀選手賞は8人抜きの小学3年生・平澤元貴選手

コソボ杯争奪柔道大会兼第17回市民総合体育祭柔道競技大会

新潟県の三条市と(一社)三条市スポーツ協会主催のコソボ杯争奪柔道大会兼第17回市民総合体育祭柔道競技大会が2021年11月3日、三条市体育文化会館マルチルームで行われ、コソボ杯争奪柔道大会では8人抜きの小学3年生・平澤元貴選手が最優秀選手に選ばれた。
【追記】市民総合体育祭柔道競技大会結果とコソボ杯争奪柔道大会結果を追記しました。(2021.11.23)

大会には市内で活動する三条柔道倶楽部と大崎柔道クラブの小学生32人が出場した。コソボ杯争奪柔道大会は、東京2020オリンピックで三条市がホストタウンとしてサポートしたコソボ共和国との交流親善を図る目的で開催され、小学生による抜き試合を行った。市民総合体育祭は、小学生学年別個人戦をトーナメントまたはリーグ戦で行った他、受け身コンテストと打ち込みコンテストを審査員による採点競技で実施した。

開会式で金子益美大会会長は、嘉納治五郎師範の教えの中から「精力善用」と「自他共栄」を紹介し、「心も体も強くなるように頑張ってください」と挨拶。三条柔道倶楽部の田邉奥介主将が「我々選手一同は武道の精神を見習い練習してきた成果を十二分に発揮し正々堂々試合を行うことをここに誓います。」と選手宣誓をして、競技を開始した。

コソボ杯にはアルバー・メフメティコソボ共和国臨時代理大使と滝沢亮三条市長が観戦に訪れた。柔道経験者の滝沢市長は真剣な眼差しで試合を見つめ、対戦が終わる度にメフメティ氏と共に拍手を送って健闘を讃えた。小学3年生・平澤元貴選手が上位学年の選手も破り、負けなしの8人抜きを達成すると会場からは大きな拍手が起きた。

コソボ杯終了後に行われた表彰式では、市民総合体育祭は滝沢市長が、コソボ杯はメフメティ氏がプレゼンターを務め、直接賞状等を授与した。コソボ杯の最優秀選手賞には平澤元貴選手が選ばれ、アルバニア語で書かれた賞状とクリスタルプレート、副賞としてコソボ共和国選手団から着物の目録が贈られた。
第17回市民総合体育祭柔道競技大会結果
市民総合体育祭柔道競技大会結果のダウンロード↓

第17回市民総合体育祭柔道競技大会成績
小学生学年別個人戦
種別 成績 氏名 所属
3年生女子の部 第1位 泉田佳帆子 三条柔道倶楽部
第2位 黒島乎琥 大崎柔道クラブ
第3位 藤田桜香 三条柔道倶楽部
3年生男子の部 第1位 平澤元貴 三条柔道倶楽部
第2位 平澤佑貴 三条柔道倶楽部
第3位 沖野空來 三条柔道倶楽部
4年生の部 第1位 高橋孝多 三条柔道倶楽部
第2位 山上大樹 大崎柔道クラブ
第3位 藤田憂人 三条柔道倶楽部
5年生の部 第1位 藤田夢萌 三条柔道倶楽部
第2位 藤田真陽 三条柔道倶楽部
6年生の部 第1位 田邉奥介 三条柔道倶楽部
第2位 酒井亜珠 三条柔道倶楽部
第3位 捧明日 大崎柔道クラブ
最優秀選手賞 田邉奥介 三条柔道倶楽部

コソボ杯争奪柔道大会結果
コソボ杯争奪柔道大会結果のダウンロード↓

コソボ杯争奪柔道大会成績
成績 氏名 所属
最優秀選手賞 平澤元貴 三条柔道倶楽部

F-SPOの取材に、平澤元貴選手はコソボ杯の8人抜きについて「技ありとか一本で8人を倒せたのでよかった」、上位学年との対戦は気合が入っていて「激しい試合になったが、技で勝ててよかった」と答えた。

市民総体・コソボ杯の様子

2021年11月3日(三条市体育文化会館マルチルーム)
開会式・小学生学年別個人戦

コソボ杯争奪柔道大会

表彰式

写真等の掲載について⇒
プライバシーポリシーのページへ⇒


Comments are closed