【少年野球】小中川バファローズが初優勝 「松山では優勝だけ狙う」

第9回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会

第9回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会燕市予選会(燕市教育委員会主催)決勝戦が2021年7月25日、新潟県燕市吉田野球場で行われ小中川バファローズが吉小キッズを12-5で降し、優勝した。小中川は11月に愛媛県松山市で開催される本大会に出場する。

スワローズのキャンプ地の愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市と、2011年から「つばめ」の名前つながりで連携事業がスタートした新潟県燕市の4市で2013年より少年野球の交流大会を開催している。本大会は4市で持ち回りで開催、9回目となる今年は11月に松山市で開催予定。昨年、沖縄県浦添市で開催予定だった本大会は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で中止となった。

燕市の予選会には市内の9チーム、167人が出場し、7月18日、22日、24日、25日の4日間の日程でトーナメント戦を行い、優勝を争った。予選会は手洗いや消毒の徹底、大声での応援は控えるなど感染症予防策を講じた上で実施した。
[出場チーム]▽燕南野球スポーツ少年団 ▽南小スターズ ▽吉田北小スピリッツ ▽吉小キッズ ▽燕西小野球スポーツ少年団 ▽分水ジュニアベースボールクラブ ▽小池野球スポーツ少年団 ▽小中川バファローズ ▽燕スピリッツJr

吉小キッズ対小中川の決勝戦は25日午前9時にプレイボール。
先攻・吉小が1回に2点先制。2回裏、後攻小中川が1点を返す。
3回表、小中川は1死満塁のピンチを1点で凌ぐとその裏、牽制悪送球で1点、交代したピッチャーのボークで1点、さらにランニングホームラン(RH)が飛び出し4点のビッグイニングで逆転。4回裏にもRHなどで4点を追加し突き放す。
5回表、吉小は2点返すが、その裏、小中川が3点追加したところで5-12と7点差がつきコールドゲームで試合終了。
小中川が本大会への切符を掴んだ。小中川バファローズは初優勝。

表彰式で、背中に大きく「燕」とプリントされたユニフォームを着た鈴木力燕市長はあいさつで、決勝戦の小中川を「チームワークよく頑張った」、吉小には「最後の粘りは素晴らしかった」とし、大会に参加した全てのチームの健闘を讃え、昨年、中止となった本大会が「今年こそは開催されるように祈り続けたい」と願った。

決勝戦後の取材に小中川の平岡浩明監督は「よく繋いでくれた。子供たちが松山に行きたいという気持ちが通じた」と話し、RHを打った柄澤仁泰(かわさわじんた)主将は「先制点を取られたが、チームのみんなで逆転して優勝することができた。松山の大会では練習のレベルを上げて優勝することだけ狙っている」と目標を優勝においた。

大会結果

大会成績、全試合の結果は以下の通り。

大会成績
優勝 小中川バファローズ
準優勝 吉小キッズ
3位 吉田北小スピリッツ
3位 小池野球スポーツ少年団

第9回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会燕市予選会大会結果
大会結果のダウンロード↓

大会の様子

2021年7月18日・22日・24日・25日(吉田野球場)

表彰式

写真等の掲載について⇒
プライバシーポリシーのページへ⇒


Comments are closed