高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント
第45回全日本学童軟式野球大会2日目が8月14日、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟など県内7会場で実施され、新潟県代表の三条市の旭スポーツ少年団は庄野シリウス(三重・鈴鹿)に勝利し、3回戦へ進んだ。
大会は全国約10,000チームから勝ち抜いてきた強豪チームが出場し「小学生の甲子園」と呼ばれる夢の大会。ことしは新潟での開催となり、47都道府県から全53チームが出場。8月11日〜17日、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟など県内7会場で実施される。競技1日目の試合が雨天順延となり、各競技日が1日ずつ繰り下げとなった。
新潟県三条市の旭スポーツ少年団は県大会で優勝して、新潟県代表として14日、ハードオフエコスタジアム新潟で緒戦に臨んだ。
旭スポーツ少年団の開幕試合は前日・13日、峰栄スピリッツ(山形)を17-7で破った庄野シリウス(三重)との対戦。
一回表、庄野は辻本翔虎(しょうご)選手が右翼手の頭上を超える適時打で1点先制。その裏、旭は「エラーをしてしまったので、絶対塁に出る」と打席に立った小柳伊生(よしたか)選手が守備の失策を誘いチャンスを広げると、双子の兄、小柳有生(ともたか)選手が中堅手超えの2点タイムリーで逆転。さらに四番、今井咲太郎(しょうたろう)選手の適時打で1点を追加。
二回裏、旭は青木春翔(はると)選手の左二を足がかりに、塚田晄人(あきと)主将のタイムリーなどで4点を加点。庄野は五回に畠山結翔(ゆいと)選手の適時打で1点を返すが、その裏、旭は2点を加点して突き放した。
[2回戦| 庄野シリウス(三重) VS 旭スポーツ少年団(新潟)]
| チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 計 | |
| 庄野シリウス | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | |
| 旭スポーツ少年団 | 3 | 4 | 0 | 0 | 2 | × | 9 |
試合後の取材に旭スポーツ少年団の高畑哲也監督は「打つべき選手が打てた」ことを勝因に上げて、「あの1本が大きかった」と小柳(有)選手が一回に打った2塁打を喜んだ。3回戦は地元の三条パール金属スタジアムでの試合となるので「頑張っている姿をみんなに見てもらいたい」と話した。
塚田主将は「エラーが続いてしまったので弱いなと感じた」、「バントが決められなかったので、次の試合では決めます」と冷静に分析。逆転タイムリーを打った小柳(有)選手は「バントを失敗したので、打とうと思った」。小柳(伊)選手は「(3回戦は)守備でミスをしないように」と誓った。
全日本学童軟式野球大会2回戦(庄野-旭)の様子
2025年8月14日(ハードオフエコスタジアム新潟)
2回戦|庄野シリウス(三重) VS 旭スポーツ少年団(新潟)
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