東京2020オリンピックメダリストの清水希容さんと大橋悠依さんをゲストに健康セミナー

ツバメルシェ健康セミナー

東京2020オリンピック銀メダリストの清水希容さんと金メダリストの大橋悠依さんが空手演武の特別披露や家庭でできる運動を紹介する健康セミナーが新潟県燕市で開催された。

(投稿/2024年11月02日)

体の健康や運動習慣の啓発をテーマにした「ツバメルシェ健康セミナー」(燕市スポーツ協会・中外製薬株式会社主催、燕市共催)が11月2日、東京2020オリンピックメダリストの清水希容さん(30)=ミキハウス=、大橋悠依さん(29)=イトマン東進=をゲストにスポーツランド燕で開催された。

清水希容(きよう)さんは1993年12月生まれの大阪府大阪市出身。空手女子形の日本代表で東京2020五輪で銀メダルを獲得。世界空手道選手権大会2連覇、アジア競技大会3連覇、全日本空手道選手権大会7連覇などの成績を残した。

大橋悠依(ゆい)さんは1995年10月18日生まれの滋賀県彦根市出身。競泳女子の日本代表で東京2020五輪で200m個人メドレー・400m個人メドレーで日本女子史上初の2冠を達成。2017年の日本選手権400m個人メドレーで日本新記録を樹立。世界水泳(ブダペスト)では200m個人メドレーで銀(日本新記録)。2024年パリ五輪200m個人メドレーに出場した。

午後2時から清水さんの空手演武特別披露が行われた。アリーナ後方に設けられた演武スペースの周りを200人程の市民が取り囲み、切り裂くような気合の声や手が届きそうな近さで行われる演武の迫力に会場に緊張感が広がった。

大橋さんは家庭でできる運動やストレッチを紹介。首を上下、横、回す、横に倒す運動、肩甲骨まわりのストレッチを清水さんや会場の市民等と一緒に行った。

続いて、新潟大学眼科学分野の福地健郎教授が「ご存知ですか?アイフレイル」をテーマに、目の病気、特にアイフレイルに対する病識と予防について講演を行った。

清水さんは5月に、大橋さんは9月に競技を引退した。
今後について清水さんは「競技は引退したが武道家としては今後も続けていく。海外や国内で空手の普及も含め演技や体験会の活動を通して日本文化を伝える活動をしていきたい」、大橋さんは「日本水泳界が少し勢いがないところがあるが、まずは水泳に触れる人を増やしていくことや、強化に携われることがあると思うので自分の経験を伝えたり、人を支えていくことをやりつつ、挑戦を続けていきたい」と挨拶の中で述べた。

ツバメルシェ健康セミナーの様子

2024年11月2日(スポーツランド燕)
清水希容さんの空手演武特別披露

大橋悠依さんが家庭でできる運動を紹介

健康セミナー講演

ながら運動講習会

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