皆瀬敏也(三条市第三中・三条ファミリーTC)・高橋碧生(新潟市上山中・JSSジャンボITS)ペアが北信越ジュニアテニス選手権で第3位

ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024北信越地区予選大会

三条市第三中2年生の皆瀬敏也選手(三条ファミリーTC)が新潟市上山中2年生の高橋碧生(あおい)選手(JSSジャンボITS)とペアを組み、7月に行われた2024年度北信越ジュニアテニス選手権大会(U14・U12)に出場し第3位となった。全国大会まであと一歩だった。

(投稿/2024年9月2日)


三条市に住む皆瀬選手と新潟市で暮らす高橋選手。テニスクラブも違うので普段は別々に活動をしているが、いろんな大会でたびたび顔を合わせていた二人は「気が合う感じ」(皆瀬選手)で昨年11月頃にダブルスのペアを組むことにした。

「北信越で1回勝てたらいいかな」くらいの気持ちでエントリーしたユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024は新潟県予選大会、北信越地区予選大会と勝ち進むと全国大会までつながる大会。

14歳以下・男子ダブルスに出場した皆瀬・高橋ペアは8組が出場した5月の新潟県大会(新潟県南魚沼市・大原運動公園テニスコート)で準優勝して、福井・石川・富山・長野・新潟5県の代表16組が出場する北信越大会へ。

北信越大会3週間ほど前の一般の大会に出場した皆瀬・高橋ペアは、試合を見た皆瀬選手の父親で三条市テニス協会会長の敏広さんが「もうとんでもなく駄目だった」ため、コーチ達と「必死に2週間で直した」。

そんな“急造ペア”で臨んだ北信越大会(7月23日〜27日、石川県小松市の小松運動公園)だったが1回戦で長野のペアを6-3、6-1で破り順調な滑り出し。

大会中、小松市で全試合を応援した敏広さんが「ここを勝てば全国大会も見えてくる」とポイントにあげた準々決勝は第1シードの富山のペアとの対戦。シーソーゲームの第1セットはタイブレイクにもつれるが7-6(5)で取って流れを引き寄せると、2セット目を優勢にすすめて6-3として勝利。皆瀬選手は「ペアとの会話もできてて、コンビネーションも良かった。ピンチの時も相手のペースに流されずに自分たちの流れにもってこれた」と試合を振り返った。

勝てば全国大会出場が決まる準決勝は福井県ペアとの対戦。「全然勝てる相手だったけど緊張しちゃって、自分にイージーミスが多く出た。碧生は頑張ってくれてたんだけど、自分の調子が上がらなくて足を引っ張った」(皆瀬選手)と反省。4-6、5-7で敗れて3位が決まった。

全国大会出場枠が3枠あるため行われた3位同士での代表決定戦は1-6、6(4)-7で新潟県のペアに敗れた。
「最初は結構ボコボコで。後半、流れを取り戻して互角まで持っていけたけど最後にミスが出てしまってうまくいかなかった」、「もったいなかった。全国まであと一歩のところまで来たけど」(皆瀬選手)。

皆瀬選手は3位になったことは「嬉しい」と喜びながら、「3位になれたってことは自分が思ってたより結構実力があるってことだから、これからもっと上に行きたい。今回は出ていないがシングルスもダブルスも上を目指していきたい」と飛躍を誓っていた。

令和5年度三条協会杯オープンテニス選手権ダブルス大会に出場した時の皆瀬敏也・髙橋碧生ペア

2023年10月1日(三条市グリーンスポーツセンター)


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