【野球】子供たちが「野球をやろう」と盛り上がることを期待　三条野球連盟開幕式 |

令和7年度三条野球連盟開幕式

新潟県三条市の三条野球連盟（大山強一会長）は4月20日午前9時から、三条パール金属スタジアムで令和7年度三条野球連盟開幕式を開催し、続いて市長杯大会、日本スポーツマスターズ中越予選会の試合を行った。
米メジャーリーグや新潟アルビレックスBC、「スケールは違えど全力で大好きな野球に没頭」する連盟の試合を見て子供たちが「野球をやろう」と盛り上がることを期待して、シーズンが開幕した。

（投稿/2025年5月3日）

旗手の大城審判員と整列した47チームの選手たち

この記事の写真を見る→

「おめでとうございます　大谷翔平・真美子夫妻　第一子女児誕生」「野球しようぜ！！」「LET’S PLAY A BASE BALL」と点灯したスコアボードを背に、スタジアムのセンターを中心に連盟加盟の47チームが整列。長谷川慎太郎審判員を先頭に大城守審判員が旗手を務め、選手がマウンド近くまで行進。岸本良一副会長が開式を宣言し、昨年度行われた市長杯、会長杯、市民体育祭大会の優勝旗・優勝杯を返還。

大山会長は、日本で行われた米メジャーリーグの開幕戦やNPB（日本野球機構）新潟アルビレックスBCの話題から「近くでプロ野球の試合を見ることができるということは素晴らしい環境だ」、子供たちがその野球を見て「野球をやろう」と盛り上がることを期待。「皆さんは冬場の練習を行ってこれから大会に臨む。ぜひとも優勝を目指して頑張っていただきたい」と開会のあいさつをした。

来賓の滝沢亮三条市長に代わって村上正彦三条市福祉保健部長が「長い連盟の歴史と伝統を継承しつつ、また今シーズンも新たな歴史を築いていただきたい」と激励。森山昭三条市議会議長は「幼少期からの選手の育成においては、地元の野球連盟の方々の下支えが大きな力となっている。皆様方が楽しんでプレーをしている姿が原動力となっている」と挨拶。

三条市スポーツ協会の中條耕太郎会長は、高校野球春の選抜大会で優勝した横浜高校の村田監督について「技術よりも、まずはグラウンドに入る前の一礼。グラウンドの整備道具を大切にする心、そして一緒にやる選手たちへのリスペクト。これがないと選手として立派に育たない」と、まずは人間力育成を教えていることを紹介し、中学校部活動の地域展開が進む中、野球が「人生を学ぶ」機会となり、野球の楽しさ、人生が豊かになるように野球ができれば「子どもたちの励みになる」と述べた。

小柳秀之審判長のあいさつに続いて、永年審判員（10年）の小林直栄さんを表彰。(株)三條機械製作所の江村悠選手が「きょうも、この三条から遠く離れた大リーグでは多くの日本人選手が活躍しています。きっと彼らも昔は憧れている選手がいて、野球を始め、野球が大好きになり、没頭し、誰よりも練習して今があると思います。我々選手一同はスケールは違えど全力で、大好きな野球に没頭し、次世代の子どもたちにこの野球という素晴らしいスポーツの魅力を伝えられよう、最後まで全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓。岸本良一副会長の閉式宣言で開幕式を終了した。

続いて市長杯大会Aクラス予選リーグ1試合、日本スポーツマスターズ2025中越大会予選会2試合を行った。
マスターズ予選会の結果、HAPPY　GUYSが三条市代表に決まり、5月18日に小千谷市、十日町市で行われる中越大会に出場する。
20日に行われた試合結果は以下の通り。

［市長杯大会Aクラス予選リーグ］
ハピネスＺ対KC－Turtles